現役時代にはパワエレ関係の研究所に努めていました。現役を退いてからは、研修センターで技術者育成にかかわっています。研修センターでは、過去からのお付き合いがあり、地域の小学校へ訪問して電気実験を行う授業を年に数回実施しています。授業終了後に、先生と会話をしている中で、先生自体が、理科が苦手な方が多いことに気づかされます。小学校の教員になるためには、高校は文系を選択し、大学は教育学部に入学して、小学校の教員になっている方が多いように思います。お話を伺うと、数学や物理が苦手な方が多く、小学校の理科をわかりやすく伝えるのが苦手な方が多いことに気づきます。理系の母数を増やすには、小学校の理科実験を面白く教えることが、根本ではないかと考えた次第です。
問題解決は難しいと思いますが、ご意見をお願いします。
本件ですが、パワエレ技術より範囲が広い話の為、不適切であれば削除ください。
工学的なアプローチが弱いのも一要因だと思ってます。ゴリゴリ理論ばかりで自分事化しにくいんですよね。
理系離れには、小学校の教育に課題がある点は、共感できますね。
小学校から、中学のように専門分野を教える先生を育てる仕組みが必要かもしれませんね。
> 理科実験を面白く教えること
まさに仰る通りだと思います。私も似たような経験で、小学校に行って理科実験(電気工学)を何度かしたことがあります。その理科実験では、受けてる小学生は興味津々になって聞いてくれるとともに、楽しく体験してます。依頼していただいた小学校の先生も実際にその様子を受けて喜んで頂きました。
ただその際に小学校の先生何名かから聞くと、そのような外部の人による理科実験をしてもらうことに対してもネガティブな方が多いようです。
・そもそもそういうイベントを知らない
・(本来の授業を含めた)日程調整や申請が手間
・有償の場合、予算が出ない
・そもそも(投稿者のいうように)理科が得意ではないから理科実験の良さが分からない
・本務が忙しすぎて、アディショナルなイベントをしたくない
などの声もあります。
特に解決案ではなく、むしろ問題提起を深めてしまったかもしれません。申し訳ありません。
まずは小学校の先生にご興味を持ってもらうことが、やはり大事だと思います。