パワエレ業界に就職するにあたって,一番大事なスキル等が教えてください
いや、なかなか難しい質問ですが。
一般的に、パワエレは回路技術、デバイス技術、制御技術、があると言われています。
これらの基礎を学ぶことが重要かと思います。
学生であれば、パワエレ協会のeラーニングを1年間無料に受講できるサービスがあります。
https://pwel.jp/articles/298
是非、利用してみてください。
質問の内容的(日本語的) には、すでに内々定あたりが出ていて、パワエレ業界に勤めることが決まっている場合のご質問ですかね?
上述のご回答にもあるようにパワエレ全般だとやったほうがいい事は数多くあるので、若い今しかできないという観点で、これは!というものを一つ回答します。
「表面実装部品のハンダ付け」です。もちろん、これができるから、何になる?役立つのか?仕事になるか?と問われると弱いですが、何でも基本を身に着けておいて、経験があるということは大事です。仮に自分が作業しなかったとしても、この作業工程なら、こういう面を気をつけないといけないな、や、CADを描くときに表面実装部品のハンダ付けするならここはこう変えとこうか、など、知っている/知らない、経験ある/ない、は今後の仕事の取り組みや判断材料やらが変わってきます。
そういう意味では、他にももっと優先すべき(経験すべき)技術があるのでは?と思うかもしれません。あえて、若い今に表面実装部品のハンダ付けか?
それは「視力(近距離)の低下」を見据えているからです。ベテラン技術者で現役でバリバリ表面実装ハンダ付けができる!という方もいらっしゃいますが、多くの場合、年齢とともに視力が落ち、近くの小さな部品が見えない、触れないという状態になります。その頃に経験しようと思っても、できないので、若い今やってみる経験としてはありかなと思います。
パワエレ技術は大掛かりな主回路だけでなく、ゲートドライバ、センサまわり、制御器などがあって初めて動きます。小さなことも疎かにせず、ご経験されてはどうでしょう?
これからは,パワーエレクトロニクスも様々な技術が複雑に関係してくると思いますので,何が一番大事か?ということは無いと思いますよ。電気電子工学に限らず,通信・情報・熱などなどいろんな技術を学ぶことを好き嫌いせずに自分の興味に従ってトライしてみるのが良いと思います。
社会人になったらできなくなりそうなこと(海外旅行など)とかが挙げられると思います。研究は自分の専門次第なので、遊びメインで答えさせていただきます。