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対峙を乗り越えて

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  • 40代以上社会人 楊 仲慶さん

2025/5/19 vol.112

最近、すごく気付いたことがあります。それは、対人関係において、対峙を恐れずに、対峙を乗り越えることがとても大事だということです。対峙とは、絶対に目を背けない、正々堂々と正対することです。つまり、本当に相手にとって利益になること、あるいは双方にとってベストであることを考えて、真正面からぶつかってみることです。

会社対会社の取引において、長年の取引実績もあるし、少々こちらにとって不利な案件でも引き受けてしまうことは、誰もが経験することでしょう。実際に、むしろ、「まず与える」観点から、積極的に引き受けるべきだと教科書には書かれています。しかし、それは1つの落とし穴があります。相手が、こちらが喜んでいると勘違をする場合、何度も同じことを依頼され、そうなると、とうとう両社の関係が破壊に向かいます。ビジネスを長く続けるには、双方にとってWin-Winが必要です。

実は、上司と部下の関係も同じです。これまで、私は問題のある部下に対して、傷づくのを恐れて、遠まわしに言ったり、部署移動をしたりしてきました。しかし、部下は気付かず、問題が先送りになってしまったことが多い。結果的に、部下にとって不幸になってしまう。夫婦関係も同じです。一時的に相手の機嫌取って、対峙を避けても、問題はずっと残り、最後に感情が爆発し、決裂になる恐れがあります。

最近、ようやく相手と真正面から対峙することができ、まず、心に思っていることを率直に相手に伝えるようにしています。その対峙を乗り越えることこそ、本当によい人間関係、信頼関係を作ることができるのです。もちろん、心の底に「大善」、つまり、その人の成長、長期的に互いにとってWIN-WINとなることを前提であることが必要です。


一般社団法人 日本パワーエレクトロニクス協会
代表理事 楊 仲慶

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