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技術はどう生まれるのか

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  • 40代以上社会人 楊 仲慶さん

2025/5/12 vol.111

大分以前ですが、見城尚志先生に上海まで来ていただき、上海電機学院にて、当社(Mywayプラス)共催で「モータとその制御について」というテーマでご講演いただきました。
中国では、省エネが政府の基本方針で、あらゆる分野で技術革新が求められています。先生の講演も大変ご好評で、上海電機学院の教員・学生だけではなく上海大学や上海交通大学、そして、上海電気など多くの方々がご参加されました。

見城先生は、職業能力開発大学教授を退職後、日本電産(現ニデック)・モータ基礎研究所所長を経て、現在、同名誉所長に勤めておられます。私が、先生の講演を聞いて、1つ大変共感することがありました。
先生は講演中、「技術はどう生まれるのか」を臨席の皆さんに問いかけました。「実は、戦争中に多くの技術が生まれました。それは、熾烈な競争があったからです。しかし、平和な時代に、競技は技術を生む一番の方法だ。」と先生は、つけ加えました。実際に、見城先生は、模型飛行機の競技をやっておりそれ用のモータ・コントローラを研究されています。大きさ40mm四方のコントローラで、電流300Aという試作機を作ったのです。
「現在、技術が生まれないのは、このような遊び(競技)にかける時間が少なすぎるからだ」と、先生の話を聞いて、大変納得し共感しました。

会社経営において、優れた技術・製品を生むには、学会活動に参加したりして、あるいは、ライバル同士といい意味での競争を仕組むなど、工夫が必要ですね。

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