2025/4/14 vol.107
大分以前ですが、取引先のQ社長と昼食をしながら、人生・仕事について交流する機会がありました。Q氏との会話の中で、2つの言葉が深く心に残りました。
その1つ。「幸せって何だろう。それは、自分がまわりにどれぐらい役立つかに決まる。つまり、家族や友人に、会社や同僚に、さらにお客様や社会に役立つことが自分にとって幸せなんだ」。なるほど、私は心からうなずいた。Q氏の周りを見ると、家族や仲間、大学教授、経営者、...多くの人が真心にQ氏を応援しているのです。それは、Q氏自身が人を助けようとするからこそ、めぐりにめぐって、多くの人がQ氏を助けようとするのです。
もう1つ。「成功するかしないかは、やる前から決まっている。つまり、最初からやりぬく覚悟があるかどうかです。覚悟があれば、責任が生まれ、道が見つかるのです」。事実、モータをまったく分からないQ氏が、わが社の要求以上の製品を作ってくれています。そして、問題が出る時、最善を尽くして真剣に対応してくれます。そういう方と一緒に仕事をすることで、こちらからも学びが多くあり、今後も一緒にやっていきたいと思う次第です。
新しい仕事、目標の高い仕事をやっていくには、必ず困難や試練があります。動機善、つまり仲間、お客様、社会のためにという大義名分があれば、多くの協力者が現れます。また、やりぬくという決意や覚悟があれば、創意工夫が生まれ、課題解決につながります。この2つが、成功者がもつべき心構えではないかと思います。
一般社団法人 日本パワーエレクトロニクス協会
代表理事 楊 仲慶
PR:
「パワエレ技術者勉強会~成功へのカギー~」開講中(受講無料)
当協会の理事長・楊が自ら講師を務め、技術者として成功のエセンスを伝授。
【詳しくはこちら】