2025/3/10 vol.102
わが社(Mywayプラス)では、新入社員に対して、「成功するMyway」と題して、研修を実施しています。そして、研修中で得た気づきや実践アイデアを「7つの誓い」として提出し、3か月間実践し、習慣化を図ります。習慣とは、無意識のうちに継続的に実行している行動のことです。よい習慣とは、例えば、先に挨拶する習慣、人のよい所を見る習慣、早起きして運動する習慣、読書の習慣、などです。
よく言われることですが、「習慣の種を蒔き、人格を刈り取る」。人の人格の本心部分は基本的にすぐに変るものではありません。しかし、よい行動を繰り返すことで、自分の人格を磨くことは可能です。なぜなら、どんな人も、「よいことをしたい」という善の部分と、「悪いことをしたくなる」という悪の部分を持っていて、そして、悪の部分を押さえて善の部分を引き出せば、立派な人格者になれるからです。人格は単発な行動ではなく、繰り返す行動(=習慣)の総計です。
一旦身についた悪い習慣を変えるには、大変な労力が必要です。アポロ宇宙飛行船が地球から月に行く時に、最初の数分間で使うエネルギーが全体の約9割を占めるそうです。これは、地球という引力があるからです。人の習慣もこれと同じくらい強い引力を持っています。従って、逆に、よい習慣を身につけることができれば、一生の財産になります。では、習慣を形成するにはどうすればよいか。私は下記3つの要素があると思います。
・知識: 何をするか、なぜそうするか。
・スキル: どうやるか。
・意識: それを実行したいやる気、決意。
半田付けを例にすると、先輩から半田付けのコツを教えてもらったとしても、実際にうまくできるわけではありません。繰り返し練習し、体得することが必要です。体得したことがSkillになります。もちろん、半田付けをうまくできるようにしたいというやる気がなければ、行動に移りません。
およその成功者を見ても、素晴らしい習慣を持っているのです。よい習慣は成功の絶対条件であると私は、確信しています。
一般社団法人 日本パワーエレクトロニクス協会
代表理事 楊 仲慶
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