2024/8/26 vol.74
「なぜ、あなたは成功したのか」という問いに対して、
世界の成功者が答えた理由の中で、
断然トップが、「誠実であったから」です。
では、誠実とは何か?
「7つの習慣」という本には、こう定義しています。
「誠実さとは、現実を言葉に合わせること、
つまり、約束を守り、期待に応えることなのだ」
これには、2つの側面があるように思います。
1つは、自分自身に対して「誠実」であること。
自分自身が言った約束、自分自身が掲げた目標に対して、
「現実を言葉に合わせる」、つまり、言い訳せず、
何が何でも達成させるという決意を持つこと。
もう1つは、他人に尽くすことです。
つまり、人からの依頼に対して100%期待に応えること。
どんな仕事でも一人では限界があります。
仕事をうまく行かせるには、よい人間関係が重要です。
人とよい人間関係を作るには、「誠実さ」が前提です。
では、「誠実」にできるようにするにはどうしたらよいでしょうか?
残念ながら、半分以上は生まれつきの性格や幼い頃の環境によって
既に形成されています。
自分自身を少しでも高めたい唯一の方法は修行です。
私の場合は、日頃、稲盛和夫氏の本を好んで愛読しています。
そして、日々の判断や行為に対して、
「人間として正しいものであるかどうか」、
「誠実に行動しているかどうか」と反省を繰り返しています。
さらに、社員の皆さんと一緒に「一日一善」の活動を実践しています。
一般社団法人 日本パワーエレクトロニクス協会
代表理事 楊 仲慶
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