2024/5/27 vol.61
大分以前ですが、日本ベンチャービジネス協議会の皆さんと一緒に、上海交通大学・メカトロ研究室に視察に行ってきました。我々のほとんどは、通訳を介した会話でしたが、上海交通大学の学生の皆さんは、英語で話してくれました。その流暢なしゃべりぶりに本当に感心しました。皆さんは、英語できますか?
技術の世界において、共通の言葉はやはり英語です。一流の技術者を目指すのであれば、日本人同士のみならず、多くの国の技術者との交流が必要です。英語は、そのための武器となります。また、リアルな情報、新鮮な情報を手に入るには、やはり、翻訳や通訳に頼るのではなく、オリジナルなものを聞く、読む、話すことが必要です。
さて、英語力を上達させるには、どうすればよいでしょうか?私の経験を2、3話したいと思います。
1.ネイティブな方であれば、単語を並べば大抵分かってくれます。これは、私たちが赤ちゃんの言葉を聞くのと同じです。 ですから、まずは、ずばり沢山の単語(Vocabulary)を暗記することです。
2.外国の言葉はどうしても母国語と違って、音の区別がしにくいのです。私たちは生まれる前に、既にお母さんや周囲から母国語を聞いています。ですから、何といっても、ネットやテレビニュース、映画などで、英会話を沢山聞くことです。
3.言葉は交流のツールです。即ち、相手に通じることが目的です。そのためには、とにかく話してみることです。私自身も、かつては、よく観光客を捕まえて話かけたり、学会で外国人技術者に声をかけたりしていました。
こうして、大学に入学する前に全く英語の通じない私が卒業したときには、ある程度、会話することができるようになったのです。皆さんはどのように英語を勉強していますか?
一般社団法人 日本パワーエレクトロニクス協会
代表理事 楊 仲慶
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