2024/3/18 vol.51
わが社(Mywayプラス)では、毎月1回定例発表会を行っています。幹部社員や先輩社員による、自分のキャリアビジョンや仕事の経験を発表してもらっています。また、年1回の経営発表会においては、外部から講師を招いて、講演を実施しています。これらの発表や講演は、社員に気づきを与えるためでもあります。
一昨年は当社顧問弁護士に講演に来ていただきました。彼は人の紹介で稲盛和夫氏の書籍を読むようになり、「社長は公私混同してはならない」、「社長は誰よりにも負けない努力する」と気づき、会社の費用をすべて社員に公開し、一番早い出社、一番遅い退社を実践しているそうです。以前は、社長の交際費は社員にわからないように、経理が入力するのではなくご自身が入力していたそうです。
私自身も数年前に、稲盛和夫の書籍を読んで、「利他」、つまり「誠実、思いやり、動機善」という考え方の大事さに気づかされ、自分の行動を根本的に変えました。自分の株の一部を社員に渡し、また社員には「私のMyway(成功への道)」を書いてもらってその実現に心血を注いでいます。そして、お客様には売上がほしいのではなく、お客様のためになるかという判断基準を徹底しています。
若い頃、船井総研創業者の書籍を読んで、「過去オール善」という考え方に感銘を受け、以来、過去に対する捉え方が大きく変わりました。貧しい家庭に生まれたことも、今の自分を鍛えてくれたことで、神様に感謝しています。真心込めて人に接したにも関わらず騙されたことも、自分の人格の修行になったと今は思っています。
これまでの人生を振り返ってみると、このように読書や人の話から大きな気づきがあり、その度に、自分を成長させてくれたように思います。
一般社団法人 日本パワーエレクトロニクス協会
代表理事 楊 仲慶
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