2023/12/11 vol.37
わが社(Mywayプラス)は、開発業務が主体のため、季節によっては、残業はよくあります。終業時間は夕方の6:00ですが、定時に帰る人は少ないようです。もちろん、仕事量が多く、結果として残業せざるを得ないといったケースがほとんどですが、夜9:00以降の残業はあまり奨励できません。大体、技術開発などの仕事は、時間を掛けたからといって、必ずしも質と量が向上するわけではありません。事務作業であれば、時間を倍にすれば、仕事の量も単純に倍になります。しかし、頭を使う知的な仕事であれば、そうはなりません。
私自身も、なるべく早く帰宅することを心がけています。一日の仕事を終えると、何が成果だったのか、何が不足だったのかを反省するようにしています。また、分からないことは、インターネットで調べたり、仕事のスキル不足であれば、家で勉強したりしています。仕事のスキルのみならず、「心」作りも怠たらないように稲盛さんの本の読書や、「一日一善」の実践を心掛けています。ちなみに、Mywayプラスでは、自己啓発の書籍は、会社の費用で購入してよいと規定しています。
知的労働者は、時間ではなく、アウトプット(成果)で評価されます。確かに、法律は残業時間に応じて、時間給を支払わなければならないと規定しています。だからといって、当然のようにダラダラと残業するような人は、ずばり仕事のできないタイプです。自らのスキル向上を図り、限られた時間で、多くの成果を生み出したいものですね。
一般社団法人 日本パワーエレクトロニクス協会
代表理事 楊 仲慶
PR 【パワエレ転職】のあれこれ