2023/10/02 vol.27
「グッドグラス」とは幸運のメガネのことで、二枚のレンズが入っています。一つには「共通点凝視レンズ」、もう一つには「美点凝視レンズ」が入っています。
職場では、いろいろ違う人がいます。年齢が違う。性格が違う。趣味が違う。得意とすることも違う。...特に、わが社の場合、違う国から来た人も多くいます。その文化や習慣などの違いに唖然とすることも沢山あります。しかしその「相違点」ばかりを見つめるのでは前進はありません。逆に「共通点」を見つめれば同じ人間として、願うことや喜ぶことにそれほど大差がないことが分かります。
そして、職場の仲間を見るとき、「美点凝視」と「欠点凝視」とでは、結果はまったく違うものになります。「新人の○○は理解力が足りない」、「入社2年の○○はいつも同じ失敗を繰り返す」、「社長は何も理解してくれない」とぶつぶつ言うだけでは、あなたも周りに嫌われるだけです。逆に、「新人の○○はやる気が満々だな」、「入社2年の○○は文書のセンスがあるな」、「あいつは、きちんと約束は守るな」と美点凝視すれば、チームの雰囲気はいっきに明るくなります。何より、あなた自身が人に好かれ、仕事が楽しくなるでしょう。
「グッドグラス」、つまり、共通点凝視、美点凝視は、なにも、職場関係のみならず、夫婦関係、交友関係をよくするにも必要なものです。また、「グッドグラス」はリーダーとしては、必須の素質です。あなたは、グッドグラスをかけていますか?
一般社団法人 日本パワーエレクトロニクス協会
代表理事 楊 仲慶
PR “なぜかいい会社を紹介しない“ 【パワエレ転職】