以下の原因が考えられます。

・PSIMのスイッチング素子は理想スイッチですので、スイッチング、導通による損失はほぼゼロです。スイッチング素子の損失が回路全体の損失にほぼ等しくなるような回路構成の場合、その方法による効率の計算結果が100%になることがあります。

・計算誤差が発生しやすい状態（タイムステップが粗い）のシミュレーションモデルを用いた場合、効率の計算結果が100%を超える可能性もあります。

タイムステップの適切な値は回路モデルに依存しますが、
例えばタイムステップを1/10倍ずつ程度細かくしてシミュレーションを実行し、
結果が変わらなくなるまでタイムステップを細かくすると
精度の高いシミュレーション結果を得ることができます。

PSIMをご使用する際は、以下の点に注意してご使用ください。

* PSIMのスイッチング素子は理想スイッチであること。
* シミュレーションタイムステップは適切な値にすること。