成長のターニングポイント
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- 40代以上社会人 楊 仲慶さん
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2024/12/30 vol.92
わが社（Mywayプラス）は、パワーエレクトロニクス分野で、技術開発を主体としています。これまで、機械系や情報系などの新卒で入社され、素晴らしい成長を遂げてくれた人は多くいました。T氏はその一人で、地方の大学の機械出身ですが、入社１０年弱で、わが社トップのモータ制御技術者に成長しました。その成長のターニングポイントはどこか、最近、考えてみました。
彼らの成長を注意深く見ると、成長は一直線ではなく、ゆっくり伸びていく中で、ある時期に急上昇するのです。この急上昇点が、成長のターニングポイントです。また、成長のターニングポイントは１つではなく、複数あります。この成長のターニングポイントを掴むことが大変重要です。２，３年で掴む人もいれば、４，５年かかる人もいます。
この成長のポイントを掴むために、次のことが重要だと思います。
１．「苦しみ・悩み」を経験すること
T氏は入社後、パワエレ・電気の用語もわからず、上司や同僚との会話がまったくついていけず、周りから相手にされないこともよくありました。そこで、彼は、人より１時間早く出社し、インターネットで調べたり、周りに聞いたりして、パワエレ・電気用語を勉強していました。このような苦しみ・悩みを乗り越えたことで、自信が生まれるのです。
２．責任ある仕事で実績を作ること
T氏はある程度基礎知識が身に着くと、新しい仕事・難しい仕事にも果敢に挑戦しました。難しい仕事、責任ある仕事を任される時に、誰でも不安があります。しかし、別の意味で自分を試みるチャンスでもあります。こういった挑戦をとおして、着実に実績を重ねていきます。
３．プラス循環を作ること
やるべきことを一生懸命やり、お客様・周りに感謝されることにより、益々やる気になり、さらによい結果を生み出していくことです。
皆さんは如何にして成長のターニングポイントを掴んでいますか？
一般社団法人 日本パワーエレクトロニクス協会
代表理事 楊 仲慶
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