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2023年2月14日(火) 13:00~17:00 |

特長
フォワード型DC/DCコンバータの動作を分かり易く説明します。
特にリアクトルと変圧器のふるまいがフォワード型DC/DCコンバータに与える影響を詳しく説明します。
受講対象者
・DC/DCコンバータの設計や開発に従事している方
・DC/DCコンバータの設計や開発にこれから取り組む方
・フォワード型DC/DCコンバータの動作を基礎からしっかり理解したい方
・フォワード型DC/DCコンバータの最近の技術動向を知りたい方
想定効果
フォワード型DC/DCコンバータの基礎から最近の技術動向までを深く理解することができる。
内容
DC/DCコンバータは数Wから数100kWの容量まで広く実用化されています。使われる分野も家庭用から産業用まで広範囲に及んでいます。幅広い容量と様々な用途に対応して、たくさんの回路方式が研究され、実用化されてきました。それぞれの回路方式には固有の動作原理があり、独特の特性を持っています。DC/DCコンバータを使用する場合、特性をよく把握した上で回路方式を選択し、動作原理を完全に理解した上で設計する必要があります。
「DC/DCコンバータの徹底理解講座」では、DC/DCコンバータの重要な回路方式を次の6つのセミナーに分けて詳しく説明します:①フォワード型DC/DCコンバータ、②ブリッジ型DC/DCコンバータ、③電流型DC/DCコンバータと双方向DC/DCコンバータ、④PFCコンバータ、⑤LLCコンバータ、⑥DABコンバータ。それぞれのセミナーでは、各回路方式の基本となる動作原理をまず説明し、各種動作モードでの特有の振る舞いを解説します。その上で各回路方式の特徴を詳しく解説し、特性改善のための手法を紹介します。初心者の方は、各回路方式の動作原理と特徴の学習にご使用ください。ベテランの方は動作原理と特性の確認、および設計スキル向上のためにご参加ください。
■徹底理解シリーズと対象アプリケーション一覧
セミナー
アプリケーション
小型軽量、高効率、低ノイズ電源、家電、OA機器、充電器などに広く使用
電池の充放電、2つの電力系統の相互電力融通
フォワード型
通常の1石フォワード型は、200W以下程度の電源一般に広く使用
アクティブクランプ方式1石フォワード型は、数kWも可能でプリウスに使用されていることで有名
数100W~数100kWの大きな容量の電源装置の定番の回路方式
太陽電池の昇圧、燃料電池の昇圧、双方向型の一部
電池の充放電、2つの電力系統の相互電力融通、モータの力行/回生制御
交流を受電する電気製品すべてに使用。家電、OA機器、充電器、産業設備、その他
フォワード型DC/DCコンバータは、数10Wクラスから数kWクラスまで、いろんな用途に広く用いられています。通常の1石式は小容量に限定されますが、アクティブクランプ方式とすると数kWクラスまで使用可能となり、ハイブリッド車にも用いられています。2石式も数kWクラスに対応できます。一方、フォワード型は変圧器の励磁電流の振る舞いを初め、この回路方式特有の難しさがあり、よく理解して設計する必要があります。このセミナーでは、フォワード型DC/DCコンバータの各回路方式の動作原理と特性比較、および使い分け方法を詳しく説明します。
プログラム
1.フォワード型DC/DCコンバータの概要
1-1 DC/DCコンバータの種類
1-2 リセット回路
2.1石/2石フォワード型
2-1 1石/2石フォワード型の概要
2-2 動作モードと電流経路
・リアクトルの重要な性質 ・変圧器の原理と等価回路
・4つの動作モード ・電圧電流計算演習
2-3 BH曲線とリセット動作
2-4 2石フォワード型
・動作モードと電流経路 ・過渡時の動作
・サージ電圧発生原理と対策 ・ブリッジ型との比較
3.アクティブクランプ方式
3-1 アクティブクランプ方式の概要
・アクティブクランプ方式の特徴 ・最近の動向
・通常方式との比較
3-2 アクティブクランプ方式の基本動作
・部分共振定番方式 ・動作モードと波形
3-3 専用制御IC
3-4 ソフトスイッチングの可否
・ソフトスイッチング失敗の原因
・ソフトスイッチングの成立条件
3-5 2次側短絡法の紹介
3-6 負方向の直流励磁
4.その他のフォワード型
4-1 ロスレススナバ回路
4-2 電圧共振型1石フォワード方式
インタビュー動画
ニックネーム:匿名さん | 年齢:40代
職種:開発・設計 | パワエレ経験:10年以上
受講日:2022/4/26
セミナー満足度
4.4
わかりやすさ
5
理解度
5
時間配分
4
雰囲気
4
価格
4
セミナーを受講した印象
基本からわかりやすくてよかった。他の参考書などは式が多いが、回路図+電流経路がたくさん出てきて理解しやすかった。例題として、最後に何か一つ、設計目標となる仕様を示して、いろんな設計制約事項から具体的に回路・部品定数を設計していくものがあればよかった。
今後役立つと感じたか
その他
トイレ休憩時間がもう少しほしかった。
協会より:トイレ休憩の件、コメントいただきましてありがとうございます。講師と相談をして、運営改善をします。
ニックネーム:匿名さん | 年齢:50代
職種:開発・設計 | パワエレ経験:6~10年
受講日:2022/4/26
セミナー満足度
3.6
わかりやすさ
4
理解度
4
時間配分
3
雰囲気
4
価格
3
セミナーを受講した印象
フォワード型コンバータのバリエーションが色々あることを知り非常に有意義でした。
今後役立つと感じたか
車載関連の開発・設計に携わっており、そこではフォワード型は主流であり今回の講義を拝聴し回路構成の検討時に役立つと感じました。
その他
協会より:
ニックネーム:特にありません。さん | 年齢:50代
職種:フィールドサービス | パワエレ経験:6~10年
受講日:2022/4/26
セミナー満足度
3.6
わかりやすさ
4
理解度
4
時間配分
2
雰囲気
5
価格
3
セミナーを受講した印象
最初の方を丁寧にご説明いただき、わかりやすかったのです。後半の部分ももう少し時間をかけて説明していただけるとありがたかったです。後半をご説明いただく場合には、やはり一日コースが必要と感じました。
今後役立つと感じたか
整理がつきましたので、様々な部分で役に立つと感じます。
その他
協会より:
ニックネーム:匿名さん | 年齢:20代
職種:開発・設計 | パワエレ経験:未経験
受講日:2022/4/26
セミナー満足度
3.0
わかりやすさ
3
理解度
2
時間配分
3
雰囲気
4
価格
3
セミナーを受講した印象
1石/2石までの説明はとても詳細で初学者でも分かりやすかったのですが、アクティブクランプ以降は初学者には難しく、既に知識がある技術者の復習向けレベルだと感じました。
今後役立つと感じたか
今後実務で使う際の参考書の役割でいただいた教科書、テキストが役立ってくると思います。
その他
協会より:
ニックネーム:匿名さん | 年齢:30代
職種:開発・設計 | パワエレ経験:6~10年
受講日:2022/4/26
セミナー満足度
3.0
わかりやすさ
3
理解度
3
時間配分
3
雰囲気
3
価格
3
セミナーを受講した印象
演習の時間が少し長かった。その分の時間を後半の説明にあててもらいたかった。
今後役立つと感じたか
その他
協会より:
ニックネーム:匿名さん | 年齢:20代
職種:開発・設計 | パワエレ経験:3~5年
受講日:2022/4/26
セミナー満足度
3.0
わかりやすさ
3
理解度
3
時間配分
3
雰囲気
3
価格
3
セミナーを受講した印象
・テキスト読み上げ中心の講義になっており、工夫してほしい。テキストにない説明や、難しいところを丁寧に説明したりしてほしい。・終盤になると時間に追われるため、終盤の難しいところの説明が早い。時間の使い方を工夫してほしい。
今後役立つと感じたか
役に立つとは思います。
その他
協会より:
ニックネーム:匿名さん | 年齢:30代
職種:研究 | パワエレ経験:3~5年
受講日:2022/1/14
セミナー満足度
4.2
わかりやすさ
5
理解度
4
時間配分
4
雰囲気
3
価格
5
セミナーを受講した印象
分かりやすい内容でしたが、後半は少しついていけなかった部分がありました。
今後役立つと感じたか
その他
協会より:
ニックネーム:匿名さん | 年齢:40代
職種:開発・設計 | パワエレ経験:10年以上
受講日:2022/1/14
セミナー満足度
3.8
わかりやすさ
4
理解度
4
時間配分
4
雰囲気
4
価格
3
セミナーを受講した印象
基礎知識がないとやや難しい感じがしました
今後役立つと感じたか
その他
協会より:
ニックネーム:匿名さん | 年齢:30代
職種:開発・設計 | パワエレ経験:1~2年
受講日:2022/1/14
セミナー満足度
3.6
わかりやすさ
4
理解度
3
時間配分
4
雰囲気
4
価格
3
セミナーを受講した印象
丁寧な説明で分かりやすいです
今後役立つと感じたか
その他
協会より:
ニックネーム:匿名さん | 年齢:30代
職種:企画・マーケティング | パワエレ経験:1~2年
受講日:2022/1/14
セミナー満足度
3.6
わかりやすさ
4
理解度
2
時間配分
3
雰囲気
5
価格
4
セミナーを受講した印象
挙動を一つずつ分解して理解していくのが良かったです。
今後役立つと感じたか
その他
協会より:
日程・受講料
受講料
30,000円 (税別) / 33,000円 (税込)
当日までに準備いただくこと
当日の持ち物
1.マイク機能付きパソコン
2.講義資料(事前に協会より郵送します。)
3.筆記用具
4.電卓
Zoomを利用したwebセミナーについて
推奨環境
機器
マイク機能付きパソコン
受講者の許可が取れた場合に限り、講師が理解度を確認する目的でカメラ機能を利用することがあります。
OS
Windows10、macOS XとmacOS 10.9以降など。最新バージョンが対象です。(※)
ブラウザ
GoogleChrome、MicrosoftEdge、FireFox、Safariなど。最新バージョンが対象です。(※)
※Zoomが推奨する動作環境は
こちらをご確認ください。
Zoomの接続テストは、下記をご確認ください。
https://pwel.jp/articles/96
主催
日本パワーエレクトロニクス協会