
| 2026年11月10日(火) 13:00~17:30 |

特長
DC-DCコンバータの特性向上に必須のソフトスイッチング技術をわかりやすく解説します。
ソフトスイッチングの動作原理をしっかり理解した上で重要特性を検討します。
ソフトスイッチングの長所と同時に短所についても理解を深めます。
対象
・DC-DCコンバータの設計や開発に従事している方
・DC-DCコンバータの設計や開発にこれから取り組む方
・ソフトスイッチングの動作を基礎からしっかり理解したい方
・ソフトスイッチングの重要特性を把握したい方
学べること
・ソフトスイッチングの動作原理を理解し、重要特性をしっかり身に付けることができる。
概要
ソフトスイッチングはDC-DCコンバータの小型軽量化、および高効率化のために重要な技術です。電圧共振、電流共振、部分共振の3種類がありますが、現在は部分共振が主流になっています。このセミナでは、部分共振の動作原理をわかりやすく説明します。絶縁型DC-DCコンバータでは、変圧器の励磁電流または漏れインダクタンスを利用して部分共振を実現します。変圧器の励磁電流には通常の電流とは異なるユニークな特徴があり、ソフトスイッチングの理解には励磁電流の振る舞いを正しく理解する必要があります。漏れインダクタンスはソフトスイッチングを実現するための重要な要素であると同時に、サージ電圧やスイッチング損失を発生させる「悪役」でもあります。このセミナでは第2章で、変圧器のインダクタンス成分がソフトスイッチングに与える影響を詳しく説明します。
ソフトスイッチングはハードスイッチングの欠点を克服するために開発されたので、ハードスイッチングはスイッチング損失の大きな古い回路方式、ソフトスイッチングは新しい優れた回路方式、というイメージがあるようです。しかし、ソフトスイッチングの回路方式でもサージ電圧やサージ電流が発生する場合もあり、逆にハードスイッチングの回路方式でもスイッチング損失がほとんど発生しない場合もあります。回路方式を選択するにあたっては、ハードスイッチング・ソフトスイッチングと2者択一的に考えるのではなく、各種回路方式のスイッチング時の現象を詳しく検討して比較する必要があります。本セミナでは第3章で、各種回路方式のスイッチング時の動作を「ソフトさ比較」という視点で比較検討します。回路方式の選択に役立つことを期待します。
■徹底理解シリーズについて
DC-DCコンバータは数Wから数100kWの容量まで広く実用化されています。使われる分野も家庭用から産業用まで広範囲に及んでいます。幅広い容量と様々な用途に対応して、たくさんの回路方式が研究され、実用化されてきました。それぞれの回路方式には固有の動作原理があり、独特の特性を持っています。DC-DCコンバータを使用する場合、特性をよく把握した上で回路方式を選択し、動作原理を完全に理解した上で設計する必要があります。
「DC-DCコンバータの徹底理解講座」では、DC-DCコンバータの重要な回路方式を次の8つのセミナーに分けて詳しく説明します:①フォワード型DC-DCコンバータ、②ブリッジ型DC-DCコンバータ、③電流型DC-DCコンバータと双方向DC-DCコンバータ、④PFCコンバータ、⑤ソフトスイッチング、⑥共振型DC-DCコンバータ、⑦LLCコンバータ、⑧DABコンバータ。それぞれのセミナーでは、各回路方式の基本となる動作原理をまず説明し、各種動作モードでの特有の振る舞いを解説します。その上で各回路方式の特徴を詳しく解説し、特性改善のための手法を紹介します。初心者の方は、各回路方式の動作原理と特徴の学習にご使用ください。ベテランの方は動作原理と特性の確認、および設計スキル向上のためにご参加ください。
■徹底理解シリーズと対象アプリケーション一覧
セミナー
アプリケーション
通常の1石フォワード型は、200W以下程度の電源一般に広く使用
アクティブクランプ方式1石フォワード型は、数kWも可能でプリウスに使用されていることで有名
LLCコンバータやDABコンバータなどの絶縁型DC-DCコンバータの基礎となる回路方式
太陽電池の昇圧、燃料電池の昇圧、双方向型の一部
電池の充放電、2つの電力系統の相互電力融通、モータの力行/回生制御
交流を受電する電気製品すべてに使用。家電、OA機器、充電器、産業設備、その他
ソフトスイッチング
DC-DCコンバータ高性能化のための重要技術。LLC、DAB、フォワード型、ブリッジ型などに適用
小型軽量・高効率・低ノイズ電源、MHz以上の高周波電源、非接触給電などに使用
小型軽量、高効率、低ノイズ電源、家電、OA機器、充電器などに広く使用
電池の充放電、直流バスラインシステム、直流配電システム、2つの電力系統の相互電力融通
プログラム
1.ソフトスイッチングの基礎と動作原理
・通常のスイッチング(ハードスイッチング) とその問題点
・スイッチング損失の計算方法
・ソフトスイッチングの種類
・部分共振定番方式
・ソフトスイッチングの定義
・ソフトスイッチング演習問題
2.ソフトスイッチングの重要特性
・ソフトスイッチングの歴史 ・ソフトスイッチングの得意分野と不得意分野
・リアクトルの重要な性質 ・変圧器の原理と等価回路
2-1 励磁電流によるZVS(ゼロ電圧スイッチング)
・励磁電流の重要特性 ・励磁電流によるZVSの特徴
・各種回路方式での動作(アクティブクランプ方式、LLCコンバータ、位相シフトフルブリッジ方式)
・励磁電流の2次側への転流 ・励磁電流の径路の考え方
2-2 漏れインダクタンスの影響
・漏れインダクタンスの発生原理と性質 ・漏れインダクタンスによるZVSの特徴
・漏れインダクタンスによるZVSの例(位相ソフトフルブリッジ方式、DABコンバータ、LLCコンバータ)
・漏れインダクタンスによるサージ電圧の発生原理
・漏れインダクタンスによるサージ電圧の例
(1石フォワード方式と2石フォワード方式、位相シフトフルブリッジ方式、フライバックコンバータ、電流型DC-DCコンバータ)
2-3 変圧器によらないソフトスイッチング
・変圧器によらないソフトスイッチングの特徴
・変圧器によらないソフトスイッチングの例(電流境界モード昇圧チョッパ、ARCP方式)
2-4 電圧共振と電流共振
・電圧共振、電流共振の近年の動向・電圧共振と非接触給電
3.スイッチング品質とソフトさ比較
3-1 各種回路方式のソフトさ比較
・アクティブクランプ方式の理想と現実
・位相シフトフルブリッジ方式のサージ電圧
・1石フォワード方式と2石フォワード方式のソフトさ比較
・「ソフトさ」の検討の必要性
3-2 ソフトさ比較一覧表
・ソフトさの評価指数
・各種回路方式のソフトさ比較
講師
| メーカで電源設計豊富な講師が適切な設計を行うための技術を説明します! |
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技術コンサルタント事務所 平地研究室
1954年生まれ。
1979年京都大学工学部電気工学科卒業、同年株式会社GSユアサ入社、各種パワーエレクトロニクス応用製品の研究開発に従事。
2004年国立舞鶴工業高等専門学校赴任、電気情報工学科学科長、電子制御工学科学科長、副校長、などを経て現在名誉教授。
電気学会上級会員、工学博士。 |
受講特典
| ソフトスイッチングの基礎から応用まで |
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ソフトスイッチング各種回路方式の動作原理と特徴を詳細に説明!
ソフトスイッチングは、DC-DCコンバータなど電力変換装置の小型軽量化と高効率化のための重要技術である。1980年代から研究・開発が始まり、たくさんの回路方式が実用化されてきた。しかし、ソフトスイッチングの回路方式は動作が複雑で、正確な理解は簡単ではない。本書では、たくさんの回路方式を体系的に整理し、ソフトスイッチングの基本原理から各種回路方式への応用までを、わかりやすく理論的に説明している。パワエレ技術者必読の書である。
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※専用アドレスが不明な場合は、法人サブスク管理者へお問合せください。
日程・受講料
受講料
30,000円 (税別) / 33,000円 (税込)
当日までのご準備
1.Webセミナーアプリ(Zoom)のインストール
・インストールは
こちらから。
・Zoomの仕様や推奨環境については
こちらから。
・Zoomの利用方法は
こちらから。
アプリのインストールが難しい場合、ブラウザでの参加も可能です。詳しくは
こちらをご覧ください。
当日の持ち物
1.マイク機能付きパソコン
2.講義資料(事前に協会より郵送します。)
3.筆記用具
4.電卓





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主催
日本パワーエレクトロニクス協会
受講者の声
(全53件のうち直近10件を表示しています)
ニックネーム:たいせいさん |
年齢:20代
職種:研究 |
パワエレ経験:1~2年
受講日:2026/05/12
ID:12854
満足度
4.3
わかりやすさ
5
理解度
4
時間配分
4
雰囲気
4
セミナーを受講した印象
質問しやすい雰囲気で聞けたいことが聞けた。
なんとなく受けるよりかは、目的があって受けたほうが充実すると思う
そのため、中級者~向けだと思う
本セミナーに最適なパワエレ経験
3~5年
ニックネーム:匿名さん |
年齢:40代
職種:企画・マーケティング |
パワエレ経験:3~5年
受講日:2026/05/12
ID:12855
満足度
4.0
わかりやすさ
4
理解度
4
時間配分
4
雰囲気
4
セミナーを受講した印象
演習を交えて理解しながらセミナーを受講できた
本セミナーに最適なパワエレ経験
10年以上
ニックネーム:匿名さん |
年齢:20代
職種:開発・設計 |
パワエレ経験:未経験
受講日:2026/05/12
ID:12853
満足度
2.8
わかりやすさ
3
理解度
2
時間配分
2
雰囲気
4
セミナーを受講した印象
内容は後半につれて、難しくなっていった印象なので、事前にテキストを読んでおく必要があると感じました。先生は質問に対して丁寧に答えられていました。
本セミナーに最適なパワエレ経験
1~2年、3~5年
ニックネーム:だいさん |
年齢:20代
職種:開発・設計 |
パワエレ経験:1~2年
受講日:2025/11/04
ID:11605
満足度
5.0
わかりやすさ
5
理解度
5
時間配分
5
雰囲気
5
セミナーを受講した印象
様々な回路トポロジーのソフトスイッチング動作についてわかりやすく解説していただけた。
本セミナーに最適なパワエレ経験
1~2年
ニックネーム:匿名さん |
年齢:30代
職種:開発・設計 |
パワエレ経験:未経験
受講日:2025/11/04
ID:11602
満足度
4.0
わかりやすさ
4
理解度
4
時間配分
4
雰囲気
4
セミナーを受講した印象
ところどころ、演習問題があったので、自分の理解を確かめながら進めることが良かった。
一方で後半のほうは演習が少なくなり、聞くだけの時間が多かったので後半部分も理解を確かめられる演習があると良かった。
本セミナーに最適なパワエレ経験
3~5年
ニックネーム:匿名さん |
年齢:30代
職種:開発・設計 |
パワエレ経験:3~5年
受講日:2025/11/04
ID:11608
満足度
4.0
わかりやすさ
4
理解度
4
時間配分
4
雰囲気
4
セミナーを受講した印象
資料通りに説明が進み、適宜に補足いただけるという進行方法が非常にわかりやすいと感じました。
本セミナーに最適なパワエレ経験
3~5年
ニックネーム:匿名さん |
年齢:30代
職種:開発・設計 |
パワエレ経験:未経験
受講日:2025/11/04
ID:11606
満足度
3.5
わかりやすさ
5
理解度
3
時間配分
3
雰囲気
3
セミナーを受講した印象
ソフトスイッチング全般に関する情報と設計に必要な最低限の知識を付けたい人にとっては非常に有益なセミナーでした。設計に用いたいソフトスイッチングの方式があれば、ぜひそちらのセミナーも参加したいと思いました。
本セミナーに最適なパワエレ経験
1~2年
ニックネーム:匿名さん |
年齢:40代
職種:開発・設計 |
パワエレ経験:10年以上
受講日:2025/11/04
ID:11604
満足度
3.3
わかりやすさ
3
理解度
2
時間配分
4
雰囲気
4
セミナーを受講した印象
難しい内容であったが、ソフトスイッチングのポイントは把握できた。
本セミナーに最適なパワエレ経験
3~5年、6~10年
ニックネーム:あと2ヵ月さん |
年齢:20代
職種:開発・設計 |
パワエレ経験:3~5年
受講日:2025/05/13
ID:10089
満足度
4.5
わかりやすさ
5
理解度
4
時間配分
4
雰囲気
5
セミナーを受講した印象
各種回路のソフトスイッチングに関して学べ、講義時間を延ばしてより詳しくご説明していただくことでより理解が深まると思いました。
セミナーは役に立つと感じたか
各種回路のソフトスイッチングに関して学べ、実際に設計するときに活かせると思いました。
これから受講したい講座
ゲート駆動回路の設計に関して学べたらと思います。
その他・ご意見など
通信が悪くなるタイミングがあるのか、たまに声が聞こえないときがありました。
ニックネーム:匿名さん |
年齢:20代
職種:開発・設計 |
パワエレ経験:3~5年
受講日:2025/05/13
ID:10098
満足度
4.5
わかりやすさ
5
理解度
4
時間配分
4
雰囲気
5
セミナーを受講した印象
本題の前に基礎の部分の解説や、重要な数式の説明があったため、事前知識が少し足りていなくても、内容をよく理解することができ良かったです。
ソフトスイッチングの原理を理解するうえで、動作波形と理論式による解説があり非常にわかりやすいセミナーでした。
もう少し演習を増やしていただくことが可能ならば、さらに理解が深まると感じました。
セミナーは役に立つと感じたか
ソフトスイッチングを利用した回路設計を行う必要があり、原理が理解できていないと行き詰ってしまいますが、今回のセミナーは、原理を理解するうえで非常に役立つと感じました。
これから受講したい講座
共振側DCDCコンバータ
LLCコンバータ
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