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 パワーエレクトロニクス技術者の継続的な育成と交流を目的としてパワエレフォーラムをオンラインで開催します。
 多くの企業の課題であるパワエレ技術者の育成をテーマに行います。
 
 近年、パワエレ技術者は電気自動車、再生可能エネルギー、社会インフラ、家電と多岐の市場で活躍しています。
 それに伴い、企業ではパワエレ技術者の育成が大きな課題となっています。
 しかし、パワエレ技術者育成のカリキュラムを自社で確立している企業は少ないのが現状です。

 技術者教育手法に関する情報をシェアすることで、パワエレ技術者の育成とスキル向上に寄与することを目的としています。
 皆様にお会いできることを楽しみにしています。

 

開催概要
日程
2021年10月29日(金)10:00~17:30
主催
一般社団法人日本パワーエレクトロニクス協会
協賛
テクトロニクス
参加費用
無料
参加方法

 

プログラム
時間
講演者
タイトル
10:00 ~ 11:15
東京都立大学 清水 敏久 様
11:30 ~ 11:50
Mywayプラス株式会社
11:55 ~ 12:15
Innoscience Technology Co., ltd.
12:20 ~ 12:40
電子磁気工業株式会社 
13:00 ~ 14:15
株式会社 日立製作所 徳山 健 様
14:30 ~ 14:50
株式会社ケミトックス
14:55 ~ 15:15
テクトロニクス
15:20 ~ 15:40
テレダイン・レクロイ
16:00 ~ 17:15
株式会社安川電機 山田 健二 様

 

技術者の育成 講演内容
10:00~11:15  司会:富士電機株式会社 技術開発本部 技術戦略室 イノベーション推進部 部長 大熊 康浩 様
タイトル
パワエレ研究と学生教育
講演者
東京都立大学 特任教授・名誉教授、前副学長 清水 敏久 様
概要
 企業と大学における44年間のパワエレ研究開発テーマの変遷を振り返りながら、研究開発を共にした技術者や学生との関係、教育・研究環境の変化について考える。
 次に、最近のパワエレを取り巻く社会環境・教育環境の変化を踏まえて、将来のパワエレ技術を牽引するパワエレ技術者の育成の在り方について私見を述べる。
略歴
1980年3月東京都立大学大学院工学研究科電気工学専攻修士課程修了。
同年4月富士電機製造(株)入社。
無停電電源装置,高周波インバータ,パワーデバイス適用技術の研究開発に従事。
1993年4月東京都立大学助教授,1998年バージニア工科大学(VPEC)客員教授、2005年4月同大教授,2019年4月同大副学長、2021年3月定年退職、現在、東京都立大学特任教授。
工学博士。IEEE Fellow、電気学会フェロー。研究分野はパワーエレクトロニクス(高電力密度化技術、EMI抑制技術,PCS、受動部品低損失高性能化、高周波インバータなど)。

 

13:00~14:15  司会:東京工業大学 特任教授/名誉教授 赤木 泰文 様
タイトル
EV向け高出力インバータ開発における技術習得と若手指導の体験
講演者
株式会社 日立製作所 電動化イノベーションセンタ モビリティドライブ研究部 電動M6ユニット 
ユニットリーダー主任研究員 徳山 健 様
概要
 弊社では、車載インバータの中でも大きな体積を占めるパワーモジュールとその冷却システムを小型化するために、パワー半導体の両面を放熱グリースを介さず冷却する直接水冷型両面冷却パワーモジュールを開発し、2013年に量産しました。この技術により、片面冷却パワーモジュールに比べて約40%の小型化を実現しました。2019年には、更なる損失低減と放熱性能向上を実現した新構造を考案し、出力密度を54 kVA/Lに高めました。
 車載インバータの開発は、パワーエレクトロニクスの知識に加え、伝熱工学・材料力学・実装などの複合的な知見と課題意識が求められます。
本講演では、開発の中でどの様に技術を習得し、次世代の若手に伝承したかを技術内容に沿ってご紹介いたします。
略歴
2005年3月東京理科大学修士課程卒業。
同年日立製作所入社。
研究開発グループ、テクノロジーイノベーション統括本部、電動化イノベーションセンタ、モビリティドライブ研究部所属。
現在,自動車用パワーモジュール及びそれを用いたインバータ,機電一体モジュールの研究開発に従事。
エレクトロニクス実装学会会員,電気学会会員。

 

16:00~17:15  司会:東京工業大学 特任教授/名誉教授 赤木 泰文 様
タイトル
技術・製品開発における技術者育成
講演者
株式会社安川電機 技術開発本部 基礎技術開発 統括部長 山田 健二 様
概要
 最近開発体制の刷新を行った安川電機においての技術者育成に関する取り組みを紹介する。特に,事業部や部門間の壁を越えた同分野の社内技術者交流を通じての育成の取り組み,DXに関連した開発業務改革などについて説明する。
 また,社外連携の活用を通じての育成などについても紹介する。
略歴
1991年3月東京理科大学基礎工学部卒業,
同年4月(株)安川電機製作所入社。モータ,インバータ等パワエレ機器の研究開発,車載用モータドライブシステムの開発に従事。
2011年(株)安川電機インバータ事業部電気駆動システム事業統括部長,
2017年奇瑞安川電駆動系統有限公司社長。
2021年(株)安川電機技術開発本部基礎技術開発統括部長。

 

 

11:30~11:50
タイトル
パワエレ一筋29年の会社が伝える、間違いだらけのシミュレータ選び5選
講演者
Mywayプラス株式会社 様
Mywayプラス株式会社
概要
近年、取り扱うパワエレシステムが複雑化・高度化している中でも、効率よく高品質な製品を開発する事が求められています。
設計/開発の効率化のためにシミュレータを活用する事(モデルベース開発)が主流となってきました。
そんな中、シミュレータを導入してみたはいいがうまく使いこなせないというお困りの声をよく聞きます。
シミュレータを使いこなそうとする前に、考えておきたい事があります。
パワエレ一筋29年の会社が事例を交えつつ
「間違いだらけのシミュレータ選び5選」
をお伝えします。
URL

 

11:55~12:15
タイトル
低耐圧GaNを使用したDCDC電源の設計事例紹介
講演者
Innoscience Technology Co., ltd. 様
Innoscience Technology Co., ltd.
概要
第3世代半導体として注目を集めているGaNは、従来Siと比較して高速スイッチング、低損失を実現できるデバイスです。
弊社Innoscienceが開発・製造・販売している8インチGaN-on-Siデバイスの低耐圧品を使用した48系入力LLC回路の設計事例について紹介します。高周波動作・小型設計・高効率の解決手法について弊社が設計した、300W DCDC (LLC)、Vin=40~60Vdc, Vo=4~6V/50A、Frequency: 1MHzを基に解説します。
Innoscienceは中国初のGaN-on-Si製造会社です。世界で初めて8インチウエファーでの生産を開始しています。最大65k/mの生産能力を持つ世界最大のGaN-on-Si工場を中国蘇州に有しており、高品質でかつ低価格なGaN商品でGaN市場を牽引しております。
URL

 

12:20~12:40
タイトル
磁性材料の評価に大切な直流磁化測定について
講演者
電子磁気工業株式会社 様
電子磁気工業株式会社
概要
電子磁気工業は、60年以上に亘り、磁気応用技術を用いた非破壊検査機器、着磁・脱磁装置、磁気計測機器の開発・製造を行っています。
今まで培ってきた技術の中から、本講演では磁性材料の評価として用いられる直流磁化測定について、測定方式の違いや、測定方法の種類などをやさしく解説します。測定結果の見方、測定方法による違いなども解説しますので、磁気測定機器の導入を検討されている方、シミュレーションなどで測定を検討されている方の一助となればと幸いです。
URL

 

14:30~14:50
タイトル
次世代パワーデバイスおよびパワーデバイス材料の信頼性評価サービス
講演者
株式会社ケミトックス 様
株式会社ケミトックス
概要
弊社は45年以上の歴史を持つ試験機関です。自動車産業に係る製品の試験評価に必須となるISO/IEC 17025の認証を有し、かつ100%独立資本の完全な第三者機関であるため、情報機密と評価の透明性を重視されるメーカー様にご愛用を頂いております。
弊社は評価用パワーデバイスの製作から試験評価、解析まで、ワンストップのサービスを提供しています。
近年のパワーデバイスへの信頼性要求は高まる一方にあり、高度な信頼性評価が必要となります。特に次世代パワーデバイスは、車載用途を意識した高温駆動性能が期待されています。このため、パワー半導体チップのみならず、ワイヤ・チップ接合材・絶縁板・封止材・ケース樹脂等の構成部材にも、高耐熱性をはじめとした高機能化が要求されています。
本講演では、弊社のパワーデバイス信頼性評価サービスと、パワーデバイス用材料の実力を評価するためのプラットフォームデバイス試作サービスをご紹介します。
①パワーデバイスの信頼性評価の中で、最重要に位置付けられるパワーサイクル試験、
②エレベータ式(試料昇降型)熱衝撃試験機を用いた冷熱衝撃試験、次世代高耐熱材料評価用の最高温度300℃の冷熱衝撃試験、
③高電圧マイグレーションテスタを用いたパワー半導体チップの逆バイアス試験、絶縁板やパッケージ全体の高温高湿バイアス試験、
④パワーデバイス構成部材の評価用に特化した「材料評価用パワーデバイス」の試作・評価サービスをご紹介します。
URL

 

14:55~15:15
タイトル
安全かつ誤差の少ない測定のためのプロービング技術およびGaN/SiCのスイッチング電源回路測定
講演者
テクトロニクス 様
テクトロニクス
概要
スイッチング電源回路の測定では、感電事故や回路を壊すといったトラブル防止に気を配る必要があります。また、誤差の少ない測定をするために注意すべきポイントがあります。本セッションではこれらの点について解説します。併せて、GaN/SiCを用いた電源回路測定の課題と解決方法を紹介します。
URL

 

15:20~15:40
タイトル
モーター・スピード、トルク、パワーの動的解析実例
講演者
テレダイン・レクロイ 様
テレダイン・レクロイ
概要
スタートアップ時や回転速度変更時、負荷変動時のモータ挙動を設計評価・デバッグするには、実働状態のモータの機械パラメータの変動を可視化することが必要です。オシロスコープを使った解析事例としてロングメモリで捕捉した長時間波形データと時間相関をもったモータ・パラメータの時間変動プロットの事例をご紹介します。
URL

 

講演資料について
【価格】
10,000円(税抜) 11,000円(税込) 9月30日までのお申込みで20%割引
【受取方法】
指定サイトよりダウンロード
【受取期間】
2021年10月21日 から 2021年10月29日

 

 

開催情報
  【開催内容】 【開催報告】
【2020年】 https://pwel.jp/articles/109 https://pwel.jp/articles/115
【2019年】 https://pwel.jp/articles/40 https://pwel.jp/articles/53
【2018年】 https://pwel.jp/articles/11 https://pwel.jp/articles/14