
2024年4月18日(木) 10:00~17:00
電源開発者のためのインバータ基礎からタイトルを変更しました。
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特長
・これから電源の開発に携わる方の導入講座です
・インバータ初心者の方にもわかりやすくお伝えします
・インバータ回路の基礎事項を理論や数式を交えて説明します
・インバータの制御の考え方を説明します
対象
・インバータに初心者の方
・電気電子以外の学科を専攻したが,インバータに携わらなければならない方
・電気電子を専攻したが,パワーエレクトロニクスを学ばなかった方
・パワーエレクトロニクスを専攻したが,DC / DCコンバータが中心であったなどのため,インバータの動作をよく理解できていないと考える方
・情報系,機械系で電子回路を学んだが,パワーエレクトロニクスを学ばなかった方
・インバータの制御を志ざそうと考えている方
学べること
・パワーエレクトロニクスの発展経過
・インバータにはどんな種類があるのか
・インバータの活躍事例
・スイッチングを含むインバータ動作原理
・インバータの制御はどのようにして行われているのか
概要
パワーエレクトロニクスの全体像とその長所短所,インバータの種類,インバータに使われる部品について先ず,レクチャーします。次に,インバータのスイッチング動作を詳しく解説します。系統連系インバータ,モータドライブインバータ,無停電電源装置のインバータそれぞれについて,制御の仕方を紹介します。いずれも実践的な立場に立って基礎から分かり易く解説いたします。
このセミナーは導入講座なので、インバータに初めて携わる人でも実際の業務に自信を持って臨むことができるようになることを目標としています。そのための基本事項を整理して、判り易く講義します。
プログラム
1.パワーエレクトロニクスとは
1-1.技術的な特質
~ 一般の電気電子技術と何が違うのか ~
1-2.パワーエレクトロニクスの発展経過
1-3.パワーエレクトロニクス習得法
1-4.ノイズとの切っても切れない関係
1-5.パワーエレクトロニクス装置の種類
1-6.適用分野
2.インバータ
2-1.直流と交流
2-2.三相交流回路
2-3.インバータの分類
2-4.インバータ装置の全体構成
2-5.損失と発熱
2-6.単相インバータ
2-7.三相インバータ
3.電気電子回路の基礎
3-1.キルヒホフの法則
3-2.抵抗器
3-3.テブナンの定理
3-4.正弦波交流回路
3-5.インダクタ(コイル)
3-6.キャパシタ(コンデンサ)
3-7.トランス(変圧器) |
4.パワー半導体
4-1.ダイオード
4-2.トランジスタ
4-3.IGBT
5.インバータの制御
5-1.ゲート信号の作成(PWM)
5-2.交流電流源として動作させる制御法
5-3.系統連系インバータの制御
5-4.モータドライブ用インバータの制御
5-5.交流電圧源として動作させる制御法
5-6.無停電電源装置(UPS)の制御
6.インバータ実用例
6-1.電車
6-2.電動自動車(HV,PHV,BEV)
6-3.太陽光発電
6-4.蓄電システム
6-5.風力発電
6-6.エアコン
6-7.無停電電源装置(UPS)
6-8.無効電力補償装置(SVC,STATCOM)
6-9.今後の動向と私見
7.質疑応答 |
講師
電源メーカの開発経験から、実践的な立場に立って分かり易く解説します! |
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大島研究所 代表
資格:工学博士(東京大学) 第1種電気主任技術者 電気学会プロフェッショナル
IEEE Life member (公財)国際文化会館会員
専門:パワーエレクトロニクス
略歴:東京大学工学部電気工学科卒業。東京電力,オリジン電気を経て現職。
東京工業大学,中央大学の講師を務める。
電機,電力システム,電源分野で多数の開発,プロジェクトマネジメントを行う。
電力用蓄電池システムの開発・実用化,
工場・データセンター向瞬低対策電源装置(MPC)の発案・開発・実用化,
マイクロ水力発電向け単独運転防止装置の製品化を行う。
パワーエレクトロニクス,ノイズ,EMC分野において多数の論文,講師経験を有する。
68件の特許が登録。
IEC(国際電気標準会議)でEMCを担当するTC77の国内委員会幹事。
電気学会終身会員。電子情報通信学会会員。電気学会倫理委員会委員。
電気学会社会連携委員会委員。電気学会教育支援部会委員。
電気主任技術者試験委員会委員。 |
日程・受講料
開催日
【web】2024年4月18日(木)
【web】2024年8月22日(木)
受講料
45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
当日までのご準備
1.Webセミナーアプリ(Zoom)のインストール
・インストールは
こちらから。
・Zoomの仕様や推奨環境については
こちらから。
・Zoomの利用方法は
こちらから。
アプリのインストールが難しい場合、下記ボタンよりお問い合わせください。
当日の持ち物
1.マイク機能付きパソコン
2.講義資料(事前に協会より郵送します。)
3.筆記用具
主催
日本パワーエレクトロニクス協会