車載・パワエレ機器にみる熱対策 ~熱で失敗しないための基礎と実践~
特長
・車載機器を題材として伝熱のメカニズムの基礎から解説します
・Excelを使った熱計算を行います。
・熱計算ツールは業務にも使用できます。
受講対象者
・車載パワエレ機器の熱設計について幅広く理解をしたい方
・パワーエレクトロニクスの熱設計手法を基礎から学びたい方
・放熱部品の利用ノウハウを知りたい方
想定効果
・さまざまな熱対策手法について幅広く知ることができる
・ヒートシンクの設計手法やファン使い方など具体設計について理解できる
・Excelを使った温度計算ができる
講師情報
国峯 尚樹 先生
沖電気工業にて交換機、コンピュータ、ATM、プリンタ等の熱設計、熱流体ソフトの開発に従事
株式会社サーマルデザインラボ
代表取締役
内容
熱について知識が少ない回路設計者向けのカリキュラムになります。
まず伝熱のメカニズム、用語や単位からはじめ熱対策を体系的に紹介します。
次にExcelを使って機器や基板、ヒートシンクなどの具体的な温度計算を行い、設計パラメータと温度との関係を学びます。最後にインバータやその他車載パワエレ機器(バッテリー、コンピュータ、モータ)の熱設計事例などを踏まえて一連の熱設計の流れをマスターします。
プログラム
1.パワーエレクトロニクスの熱問題 ~熱による不具合、なぜ熱設計が必要か?~
2.パワーエレクトロニクス設計に必要な伝熱の基礎知識 ~熱伝導/対流/輻射~
3.熱設計の基礎知識 ~放熱経路と熱対策分類~
4.パワーモジュールの内部熱抵抗 ~各種熱抵抗、T3Sterと構造関数~
5. 車載パワー機器の冷却と放熱材料の活用 ~TIMを使った筐体放熱~
6.EVバッテリーの構造と熱対策 ~TIMを使った筐体放熱~
7.パワエレにおける冷却ファンの使い方 ファンの特性と使い方
8.高発熱デバイスのヒートシンクによる熱対策 ~フィンパラメータの決め方、最適フィン枚数~
9.自動運転向けコンピュータの冷却 ~高発熱SoCの水冷~
10.EVモータとその熱対策
受講特典
日程・受講料
開催日
【ライブ配信】2021年12月23日(木)
受講料
50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
当日までに準備いただくこと
1.Webセミナーアプリのインストール(協会が開催前日に送付する招待メールからでもインストールできます)
2.Excelのインストール
当日の持ち物
1.マイク機能付きパソコン
2.講義資料(事前に協会より郵送します。)
3.筆記用具
セミナー形式
Zoomを利用したWebセミナーとなります。
推奨環境
機器
マイク機能付きパソコン
受講者の許可が取れた場合に限り、講師が理解度を確認する目的でカメラ機能を利用することがあります。
OS
Windows10、macOS XとmacOS 10.9以降など。最新バージョンが対象です。(※)
ブラウザ
GoogleChrome、MicrosoftEdge、FireFox、Safariなど。最新バージョンが対象です。(※)
※Zoomが推奨する動作環境は
こちらをご確認ください。
Zoomの利用方法は、下記をご確認ください。
https://pwel.jp/articles/96
主催
日本パワーエレクトロニクス協会