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開催日時
2021年5月18日(火) 10時から17時まで
受講料
45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
講師
平地 克也 先生
インタビュー動画
         インタビューYoutube インタビュー記事
プログラム・内容 

 DC/DCコンバータは数Wから数100kWの容量まで広く実用化されています。使われる分野も家庭用から産業用まで広範囲に及んでいます。幅広い容量と用途に対応して、たくさんの回路方式が研究され、実用化されてきました。それぞれの回路方式には固有の動作原理があり、独特の特性を持っています。DC/DCコンバータを使用する場合、特性をよく把握した上で回路方式を選択し、動作原理を完全に理解した上で設計する必要があります。
 「DC/DCコンバータの徹底理解講座」では、それぞれの回路方式の基本となる動作原理をまず説明し、各種動作モードでの特有の振る舞いを解説します。その上で各回路方式の特徴を詳しく説明し、特性改善のための手法を紹介します。初心者の方は、各回路方式の動作原理と特徴の学習にご使用ください。ベテランの方は動作原理と特性の確認、および設計スキル向上のためにご参加ください。

1章 電流型DC/DCコンバータ
 1.電流型DC/DCコンバータの回路構成
 2.電流型DC/DCコンバータの基礎
 3.サージ電圧発生原理
 4.偏磁現象の電圧型との相違
 5.最近の技術動向

2章 双方向DC/DCコンバータ
 1.双方向DC/DCコンバータの用途
 2.各種双方向DC/DCコンバータ
   ①昇圧チョッパ+降圧チョッパ ②電流形+電圧型 ③Hブリッジ型 
   ④DAB方式 ⑤昇降圧チョッパ型 ⑥SEPIC+ZETA方式 
   ⑦双方向DDコンの作り方
 3.最近の技術動向

3章 PFCコンバータ
 1.PFCコンバータの基本
 2.昇圧型
  2-1 昇圧型連続モード制御
  2-2 昇圧型不連続モード制御
  2-3 昇圧型境界モード制御
  2-4 2石式と4石式
 3.昇降圧型
 4.降圧型
  4-1 降圧型の概要
  4-2 降圧型の新しい制御方式の紹介
 5.その他重要事項
  5-1 絶縁型
  5-2 制御方法
  5-3 高周波ノイズ等価回路
  5-4 リプル電圧の抑制
  5-5 シングルステージコンバータ
 6.ソフトスイッチングの応用
  6-1 位相シフトフルブリッジ方式による1段式PFCコンバータ
  6-2 昇圧型PFCコンバータのソフトスイッチングの例
  6-3 逆流モードを使ったPFCコンバータのソフトスイッチング

 電流型DC/DCコンバータは、通常のDC/DCコンバータとは基本的に異なる原理で動作しており、大きな昇圧比を得たい場合や、入力のリプル電流を抑制したい場合に使用されます。双方向DC/DCコンバータの構成要素の一部としても使用されます。
 双方向DC/DCコンバータは、電池の充放電やモータの力行・回生動作に対応できるので、近年自動車や新エネの分野で注目されています。
 PFCコンバータ(高力率コンバータ)は1990年代に広く研究され実用化されました。近年車載充電器とLEDドライバという新しい用途が出現し、再び注目されています。
 この講座では、これら3つの回路方式の基礎から応用までを詳しく説明します。さらに最近の内外の研究開発動向を紹介します。

【類似セミナー】
・第4回舞鶴高専パワエレ公開講座「DC/DCコンバータの4つの回路方式について」
・第5回舞鶴高専パワエレ公開講座「PFCコンバータの基礎から応用まで」

 

受講対象者
・DC/DCコンバータの各種回路方式の基本的動作原理を理解したい方。
・各種回路方式の特徴を理解したい方。
・採用するべき回路方式の選択を検討している方。
・DC/DCコンバータの設計に従事している方。
受講特典
講師の著書「DC/DCコンバータの基礎から応用まで」を進呈いたします。
受講者の声
受講者の声
当日までに準備いただくこと

1.Webセミナーアプリのインストール(協会が開催前日に送付する招待メールからでもインストールできます)
2.できれば、次の平地研究室技術メモを読んでください。
  ①No.20100228、「電流型DC/DCコンバータについて」
  ②No.20160601、「双方向DC/DCコンバータの各種回路方式」
  ③No.20070415、「昇圧チョッパ型高力率コンバータの動作原理」

当日の持ち物
1.ノートPC
2.講義資料(事前に協会より郵送します。)
3.筆記用具
4.電卓
会場

Zoomを利用したWebセミナーとなります。

【推奨環境】
【機器】 マイク機能付きパソコン。
受講者の許可が取れた場合に限り、講師が理解度を確認する目的でカメラ機能を利用することがあります。
【OS】 Windows10、macOS XとmacOS 10.9以降など。最新バージョンが対象です。(※)
【ブラウザ】 GoogleChrome、MicrosoftEdge、FireFox、Safariなど。最新バージョンが対象です。(※)
※Zoomが推奨する動作環境はこちらをご確認ください。

Zoomの利用方法は、下記をご確認ください。
 https://pwel.jp/articles/96
主催
日本パワーエレクトロニクス協会
お問い合わせ