<お知らせ>
3月24日 キャリアビジョン研究会一部公開しました
3月25日 企業講演タイトル一部公開しました
パワーエレクトロニクス技術者の継続的な育成と交流を目的としてパワエレフォーラムをハイブリッドで開催します。
製品の開発現場で利用する開発ツールや計測器の最新情報やトレンドを含めた講演を行います。
世界的なカーボンニュートラルの課題に対して、製品の電動化が急激に加速化しています。
企業は、より高付加価値な製品が求められる中で、開発現場の効率化は欠かすことができません。
当協会は、開発ツールの最前線情報をシェアすることで、パワエレ業界の発展に寄与することを目的としています。
皆様にお会いできることを楽しみにしています。
10:00
|
11:00
座長
三菱電機株式会社
中武 浩
近年のパワーエレクトロニクスの小型化、高電力密度化に伴いノイズ対策設計の重要性が増しており、設計のフロントローディング化が重要と言われております。しかしながらパワエレの開発においてはグローバルな激しい開発競争に伴い短期開発が求められており、計算時間を要するノイズシミュレーションを導入する事は容易では無いというのが実情です。この状況の解としてパワエレ用の高速回路シミュレータScideamを活用し短期間でノイズ対策設計を行う方法を紹介します。一般的にSPCIEを用いた解析では数時間~数十時間の繰り返しが必要となりますが、Scideamでは数分で計算を完了させる事が可能です。講演ではScideamによりノイズシミュレーションを行うための方法とノウハウを紹介します。
13:00
|
14:00
現代社会においてパワーエレクトロニクス製品の重要性はますます増してきている。パワエレ製品においても一般電子機器と同様ESD/サージなどの外来ノイズに晒されるため、耐性確保は自ずから必要となる。特にESDは数十kVもの試験を要求される場合があり、パワエレ製品の動作電圧を越える場合もしばしばある。さらにパワエレ製品を構成する制御回路については一般電子機器と同様の回路電圧で動作しており、相応の対策が必要である。
従来ESD試験はOK/NGのみで判定されることが多く、定量的な解析が困難であった。昨今このようなカット&トライの製品開発から脱却すべく、被保護デバイス・保護デバイス・周辺デバイスなどの特性を把握・考慮して、調和した設計を行うことが『SEED設計』と呼ばれ、注目されている。今回はパワエレ製品においてもESDなどの過電圧保護で有効である『SEED設計』という電子機器のESD保護設計について解説する。
座長
東京都立大学
清水 敏久
徳永の講演で解説するSEED設計をシミュレーションで扱えるように技術開発を進めている。その核となるのがシミュレーション用のモデルである。現存の部品モデルのほとんどは過渡特性やESDのような高い電圧/電流領域に関する情報を持っていないため、正確なシミュレーションを行うことができないという課題がある。これを解決するモデルの開発に取り組んだ事例を紹介する。また、開発途上ではあるがESDガンの放電波形をシミュレートできるモデル開発の取り組みについても紹介する。
本講演では車載Ethernet通信を題材とするが、シミュレーションに関する内容はパワエレ製品の開発にも活用できると考えている。参考にしていただけたら幸甚である。
16:00
|
17:00
座長
東京理科大学
堀 洋一
近年、パワーエレクトロニクス機器に求められる機能はますます複雑化しており、今後もその傾向は加速していくと予想される。このような製品開発において重要なのは、最終試作機が規格試験に手戻りなく合格することである。しかし、不合格となった場合、ハードウェアまたはソフトウェア、あるいはその両方の再試作が必要となり、開発工数の増加や商品発売の遅延といったリスクが生じる。そのため、開発初期段階から規格試験の模擬検証を繰り返し行い、設計を最適化できるモデルベース開発(MBD)手法が求められている。
当社では、マイコンに実装するコード全体をモデルに組み込むことで、規格試験の再現が可能なMBD手法を提案している。本手法の有効性は、パナソニックグループのパワーエレクトロニクス商材に適用した具体例を通じて示す。また、近年目覚ましい発展を遂げているAI技術との連携の可能性についても考察する。
11:05
|
11:25
設計業務で当たり前のように使われている回路シミュレータですが、これを使いこなすのは、正直難しいです。
「なんだかシミュレーションが遅いんだけど」、「解析が全く動かない」、「値が発散してしまった」、「どうやって解決したらよいか分からない」こんなことは良く起こります。
本講演では、解きにくいモデルの特徴や、パワエレ向けシミュレータの特徴から、様々な解法まで例を挙げて解説し、最後に国産パワエレ向けシミュレータScideamの特徴について解説します。これからシミュレータを始める方から、困ったことのある上級者の方まで、この講演がお役に立てば幸いです。
11:25
|
11:45
本セミナーでは、オシロスコープを使用したEMIデバッグの基本的な考え方と手法について詳しく解説します。
EMIは電子機器の正常な動作を妨げる要因として広く知られており、製品の開発においてはEMIへの対策が必要です。概論としてEMIについての基礎知識をご説明し、オシロスコープを用いた測定手法や解析方法を紹介します。
14:05
|
14:25
電子磁気工業は、60年以上に亘り、磁気応用技術を用いた非破壊検査機器、着磁・脱磁装置、磁気計測機器の開発・製造を行っています。
本発表では、磁性材料の磁気測定にてついて、直流磁化特性でわかること、交流磁化特性でわかることを解説いたします。また、測定方式の種類についても簡単に説明いたしますので、これから磁気特性評価を検討している方、磁気測定にお困りの方の一助となればと幸いです。
最新の技術開発として、見えない磁気を見えるようにする“磁気のみえる化“技術について簡単に説明させていただきます。
14:25
|
14:45
パワーデバイスを始めとする高発熱電子部品と、ヒートシンクなどの 放熱部品間に挿入し、発生した熱を効率的に放熱させるための材料グリースやシート状のTIM(Thermal Interface Material)は、パワエレにおいて小型化や高温動作要求に応えるため、材料の熱伝導率を把握し熱設計に反映させることが非常に重要となっております。しかしながら様々な評価方法があり、どの方法を採用すべきかといった課題があります。ケミトックスでは実用に最も近い状況下で、他の評価方法とも互換性がある放熱材料の評価方法を開発しました。
今回は従来の評価方法と比較しながら放熱材料の熱伝導率評価についてご紹介いたします。
14:45
|
15:05
近年、パワーエレクトロニクスの設計において、CISPRをはじめとする厳格なEMC規格試験への対応が求められる一方で、小型化・高効率化のニーズも高まっています。このような状況の中で、試作前にシミュレーションを活用し、事前検証を行うことが、設計の効率化に不可欠となっています。
本講演では、モーデックが開発した高精度なSPICEモデルを活用した、インバータのシミュレーション解析事例を解説します。具体的には、インバータの特性評価を行い、動作波形の予測や損失分析の方法を紹介します。
さらに、近年注目されているIGBTからSiC MOSFETへの移行についても取り上げ、デバイスの違いが損失やノイズ、ゲート抵抗値の設定にどのような影響を与えるのかを比較・考察します。
加えて、モーデックが提供するAIを活用した最新のモデリングサービスや解析サービスについても紹介します。これらのサービスは、測定結果をもとにシミュレーションを実施し、設計へフィードバックすることで、より精度の高い回路設計を支援します。モーデックの考える、シミュレーションと測定の組み合わせによる設計最適化のメリットについてお伝えします。
15:05
|
15:25
一般社団法人日本パワーエレクトロニクス協会 準備中
Scideamは、電源開発、パワーエレクトロニクス開発に特化した国産の高速回路シミュレータです。30年以上の歴史のある演算アルゴリズムと新たに開発した回路エディタ、波形ビューワにより快適なシミュレーション環境を提供します。
【3つの特徴】
・高速安定解析:解析時間問題と収束性問題の両方を自動解決
・損失解析:高速で全自動、あらゆる素子を損失解析
・モーター制御:モーターシステムシミュレーションも、Scideamで高速に当社ブースで、Scideamと無償版を含めた製品ラインナップのデモストレーションやご紹介をしております。
ぜひ、高速、安定解析を体感してください。
EMI評価に最適な、高速FFTを搭載したMXO5シリーズ・オシロスコープと、パワー半導体の評価に欠かすことのできない光絶縁プローブを展示予定ですので、是非ご来場ください。
ヒステリシス曲線を取得可能な磁化特性アナライザを展示します。測定を実際に見ることで、磁気測定の理解が深まると思います。また、見えない磁気を見えるようにする“磁気のみえる化“技術についても試作品を展示します。磁気がどのように見えるのか、実際に体験してみてください。
放熱材料の熱抵抗評価およびパワーデバイス関連の試験サービスを展示します。
以下のようなモーデックサービスについて、ご紹介します。
・AIを用いた最新のモデリングサービス(アクティブ、パッシブ、IC)
・パワーデバイスの静特性、動特性、インピーダンス特性の測定
・~110GHzに対応した高周波測定
・規格に対応した伝導・放射ノイズの測定及び、シミュレーション解析
・インバータにおけるデッドタイムや損失解析
・ACDC電源解析
お申込いただいたお名前・大学名・メールアドレスから名刺を作成してプレゼント。
意見交換会で、気になった企業の方と名刺交換ができます。
12:05
|
12:15
会社説明、および電動化開発の事例や業務の紹介をする予定です。
12:15
|
12:25
準備中
ローム株式会社
12:25
|
12:35
ローデ・シュワルツ・ジャパンでは、モノ作りから、製品の評価、製造、そし販売までを計測業界視点で経験できるインターンシップ・プログラムを実施しています。
本プログラムの特徴: 弊社単独でなく、パートナー企業様も含めてプログラムを組むことにより、1社だけのインターンシップでは経験することのできない幅広い学びを得ることができます。具体的な内容については、セミナーにてご説明させて頂きますので奮ってご参加下さい。
12:35
|
12:45
会社説明および実際に働いている先輩の1日をご紹介。
12:45
|
12:55
理系出身の技術者として当社で働く社員が、就職活動中に抱いていた不安や疑問、そして実際に働いて感じたことを率直にお話しします。大手企業とは違う中小メーカーならではの魅力や、若手でも挑戦できるフィールドの広さ、成長実感のある日々など、リアルな声をお届けします。
以下のような内容にご興味のある方におすすめです:
「技術者の仕事ってどんな感じ?」
「就活って何を軸に考えればいいの?」
短い時間ですが、就職活動のヒントや視野を広げるきっかけになれば幸いです。
学生様の就職活動に一助となる情報提供を行っています
1.就職活動の相談
当社以外の就職活動についてでも構いません。技術者/人事担当者にてご対応させていただきます。
2.当社パワエレ技術者の職種、開発製品のご紹介
1日の仕事の流れ、入社時の苦労や仕事のやりがいなどご紹介いたします。
企業展示に併設しています。
採用担当者および若手の技術者が当日対応。就活の悩みなどにお答えします!
ローデ・シュワルツの企業概要や、具体的な業務をイメージして頂けるような説明を、展示機器などを使用して行います。 さらに、モノ作りから、製品の評価、製造、そして販売までを計測業界視点で経験できるインターンシップ・プログラムについてのご紹介を行う予定です。