
2025年9月10日(水) 10:00~17:00 |

特長
・トルクリップルの発生メカニズムから低減策までを体系的に理解できる。
・設計者だけでなく、モータを購入・運用するユーザーにも役立つ内容を提供。
・48年間の実務経験 をもとに、設計・選定・運用に直結する事例を多数紹介。
対象
・モータ設計・開発者 はもちろん、生産・品質管理・調達部門の方にも役立つ。
・モータユーザー(選定・購入・運用・メンテナンス)に適した内容を含む。
・振動・騒音対策を学びたいが指導者がいない方に最適。
学べること
・トルクリップルの影響を理解し、適切なモータシステム開発と選定ができるようになる。
・モータを運転する際にチェックすべきポイントを知り、最適なモータを制御運転できる。
・モータシステムの制御・運用・メンテナンスに役立つ振動・騒音対策の実務ノウハウ を学ぶ。
概要
モータは家電、産業機器、医療機器、xEV自動車など多様な分野で活用されている。
近年は騒音・振動の問題が重要視されている。本講座では、設計者だけでなく、モータ制御・運用するエンジニアに向けても実務に役立つ知識を提供する。
・トルクリップルの発生メカニズムを理解し、最適な制御・選定・運用に活用する。
・モータメーカー仕様書、試験成績書だけでは分かりにくい振動・騒音の実態を正しく評価する方法を学ぶ。
・システム導入時のチェックポイントや、モータ制御との組合せや運用時の最適化技術を詳しく解説。
本講座は、モータドライブシステムの開発・設計・運用におけるトルクリップル対策をテーマに、発生原理・計測評価法・構造・制御・実機トラブル低減事例など、具体的なケースを多数紹介しながら分かりやすく解説します。
プログラム
1.トルクリップルの発生原理
・モータの騒音振動の発生メカニズム、電磁振動の種類と発生方向
・コギング&トルクリップルとは、トルクリップルの発生要因
2.モータのトルク特性の測定法と評価
・トルク測定の原理、測定システムと実際の波形、結果評価法
・コギングトルク&トルクリップルの測定の課題
・コギングトルクとトルクリップル発生の基本周波数
3.コギングトルク&トルクリップル対策
・構造設計編:極とスロットのコンビネーション、ステータ形状、ロータ形状、磁石配置
・製造編:製造誤差、集中巻、ステータ巻線、磁石と鉄心材料のばらつきなど
・制御編:モータ制御による低減、デッドタイムの影響、スイッチング周波数など
4.実機でのトルクリップル低減事例
・精密モータドライブシステム装置での連成(制御-構造-電磁)による低減事例
・エアコン室外送風機のコギングによる騒音
・トルクリップルと軸ねじり共振
5.Q&A事例紹介
・トルクリップル低減の解決方法の取り組みで何が重要か?
・モータドライブシステムでトルクリップルが発生した。どのような手順で解決していけばいいか?
講師
長年に渡り振動騒音の対策を手掛けてきた講師が、事例を交えてノウハウをお伝えします。 |
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Nodaモータテック事務所
・1982年芝浦工業大学を卒業.
・2000年三重大学にて「モータの振動騒音」で工学博士を取得.
・(株)東芝にて
モータ(産業、鉄道、エレベータ、自動車、家電など)の研究開発・設計に従事(部長).
・2013年Nidec(株)(日本電産)モータ基礎研究所にて
ブラシレスDCモータの研究開発、品質問題に従事(部門長).
・専門書5冊.特許58件、モータ関連査読論文55件、表彰歴(オーム技術賞など6件).
・2023年Nodaモータテック事務所を設立.
技術顧問、セミナー講師、コンサルタント、専門書執筆に従事し、現在に至る. |





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日程・受講料
受講料
50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
当日までのご準備
1.Webセミナーアプリ(Zoom)のインストール
・インストールは
こちらから。
・Zoomの仕様や推奨環境については
こちらから。
・Zoomの利用方法は
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アプリのインストールが難しい場合、ブラウザでの参加も可能です。詳しくは
こちらをご覧ください。
当日の持ち物
1.マイク機能付きパソコン
2.講義資料(事前に協会より郵送します。)
3.筆記用具





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主催
日本パワーエレクトロニクス協会