2024年11月8日(金) 10:00~17:00 |
特長
・制御ソフトウェアをプログラムされる方に特にお勧めの講座です。
・伝達関数(ラプラス/z変換)の実用的な利用方法を具体的にお伝えします。
・理論一辺倒ではなく、実現性を重視しています。
・制御設計に利用されるMATLABやPythonについても触れます。
対象
ソフトウェア技術者や制御設計者、シミュレーションに興味のある電気・機械設計技術者にもお勧めできます。
学べること
・プログラムの様な具体的な逐次的な計算が、制御工学で用いられる抽象的な方程式と結びつく
・制御工学の基礎知識と実際の利用例までの繋がりが分かるようになる
概要
制御工学の最終的な目的は実際に利用することです。例えば何らかの製品に利用する際にはマイクロコントローラとプログラミングが必要なことが多く、これを伝えるにあたり制御工学に関する多くの教育や書籍、セミナーがあります。
これらの教育等は非常に重要で有意義でありますが、その実現にあたるプログラミングに至る説明が教育経路の過程上どうしても終盤になっています。
そのため、制御工学の観点をプログラミングまで意欲を持って進める方が少なくなってしまうことがあります。これにより実際に応用する局面において、制御技術者とソフトウェア技術者の知見のつながりが希薄になり、開発を進めるうえで、意思疎通の課題となることがありました。
このセミナーはこれまでの教育課程と逆に、まずプログラミングから初めて徐々に制御工学の骨子を簡単に体感できることを重視しています。その際に、多くの方々に馴染みのあるツールとしてExcelを利用し、プログラミングと制御工学のつながりを体感して頂きます。
セミナー中に実際にご自身でExcelを用いて計算することで、必ず制御工学とプログラミングがつながることを体感して頂き、また生じた疑問を都度解決するように講師は努めてまいります。
Excelの使い方についてはVBAや複雑なアドインを使うことはありません。純粋にセルの計算だけで実現するものになります。
※講義中にExcelを操作いただきます。Excelの操作できるパソコンでご受講ください。
プログラム
1 Excelでプログラミング?
2 プログラムとは
3 リアルタイム性
4 Excelを駆使して解いてみる
5 要約制御工学
6 コンピュータを用いて解く方法
7 コンピュータは如何に解いたか
講師
現役のエンジニアが実務に活きる基礎知識をお伝えします! |
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新電元工業株式会社にてインバータ電源開発に従事
その中で、主に直流・交流を問わない600V未満0.5k~10kVA電源の設計及びベクトル制御3相モーターを得意とする。
ハードウェアからソフトウェアまで範疇とし、シミュレータはMATLAB及びPSIMを得意とする。
現在は新人教育を中心とした、組み込みソフトウェア及び制御工学の社内講師を務める。 |
日程・受講料
受講料
45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
当日までのご準備
1.Webセミナーアプリ(Zoom)のインストール
・インストールは
こちらから。
・Zoomの仕様や推奨環境については
こちらから。
・Zoomの利用方法は
こちらから。
アプリのインストールが難しい場合、ブラウザでの参加も可能です。詳しくは
こちらをご覧ください。
2.Excelのインストール
当日の持ち物
1.マイク機能付きパソコン
2.講義資料(事前に協会より郵送します。)
3.筆記用具
主催
日本パワーエレクトロニクス協会