第11回パワエレフォーラム開催報告
2023年7月14日(金)「第11回パワエレフォーラム」を開催しました。
パワーエレクトロニクスの最先端技術をテーマに実施し、
511名の皆様にお申込みをいただき、423名の方にご参加いただきました。
皆さまのご参加にスタッフ一同、お礼申し上げます。
当日の様子
ご聴講者の内訳
今回もパワエレ業界にご興味を持っておられる方が多数来場されました。
ご来場いただいた皆様の業種、職種は以下の通りです。
開発・設計/研究など、現場の開発エンジニアが80%参加されました。
ご聴講者の声
効率、放射ノイズの点でデッドタイム最適化の重要性は認識していましたが、積極的に動的可変の構想は無かったので衝撃的でした。
波形の立ち上がりのノイズが課題で高周波化は難しいと思っておりましたが、こんな解決策があるのだなと感じ入りました。種々の出力動作状態でも対応できるのか、規格側との摺合わせ等々課題があるのかもしれませんが、素晴らしい技術だと思いました。
電源の開発ロードマップと電力事情のトレンドを講演いただき、日本の課題とこれから取り組むべき内容(デバイス進化やアプリケーション)を考えるいいきっかけになりました。
電力問題に対し、材料、原料、部品レベルで一体となり取り組むという考えに強く共感しております。コンソーシアムの活動強化に期待します。
我々デバイスユーザー側では電流コラプスが何故発生するのか、どうやって解決したのか疑問に思っておりましたが、講演を聞いて納得出来ました。面白かったです。
デバイス開発からそのモジュール化まで非常に多岐に渡った発表でした。特に、パワエレフォーラムでは素材屋と電気屋が手を組むようなシナジーが起きるとよいと考えているので、3つ発表を並べるなら今回のようなデバイス構造といった内容についても取り上げていただけるとよいかと思います。