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第12回パワエレフォーラム

 

 パワーエレクトロニクス技術者の継続的な育成と交流を目的としてパワエレフォーラムをオンラインで開催します。
 多くの企業の課題であるパワエレ技術者の育成をテーマに行います。

 近年、パワエレ技術者は電気自動車、再生可能エネルギー、社会インフラ、家電と多岐の市場で活躍しています。
 それに伴い、企業ではパワエレ技術者の育成が大きな課題となっています。
 しかし、パワエレ技術者育成のカリキュラムを自社で確立している企業は少ないのが現状です。

 技術者教育手法に関する情報をシェアすることで、パワエレ技術者の育成とスキル向上に寄与することを目的としています。
 皆様にお会いできることを楽しみにしています。

 

北海道大学 富士電機株式会社 日立Astemo株式会社

 

プログラム 2023年10月27日(金)

 

第12回パワエレフォーラム「聴講」お申込み
第11回パワエレフォーラム「聴講」「講演資料」お申込み

 

事例紹介
パワエレ技術の最新の技術情報をお伝えします。業界のトレンドをつかむヒントがここにあります。
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メーカー講演
各メーカーの最新情報をまとめて入手できます。
 
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申込特典
昨年のパワエレフォーラムの講演を無料で聴講できます。
 
申込特典へ

 

事例紹介

北海道大学 小笠原 悟司
パワーエレクトロニクス技術は,地球温暖化やCO2削減のために必要である省エネルギー機器,電気自動車,家電機器,鉄道,産業機器など社会の広い分野で必要不可欠の基盤技術となっている。このため,大勢のパワーエレクトロニクス技術者・研究者の育成を行い,社会で活躍してもらう必要がある。一方で,パワーエレクトロニクス技術は,電力,電子,制御工学にとどまらず,材料,デバイス,熱,電磁波など広範な学問分野に密接に関係する極めて学際的な学問分野となっており,その技術者・研究者を育成することは容易ではない。
本講演では,講演者が大学においてシミュレーションだけでなく実験を重視して行ってきた研究教育経験をもとに,パワーエレクトロニクス技術者・研究者の育成に必要と思われるいくつかのポイントを紹介する。

 

富士電機株式会社 海田 英俊
パワーエレクトロニクス技術を使いこなせる技術者は、様々な分野で必要とされている。 パワエレは「スイッチング」という電気エネルギーのフローを裁断する技術をもとに構築された体系である。これは、初心者にとってはなじみが少なく、一般的な工学知識だけでは理解しにくい傾向がある。また、一口にパワエレといっても多岐に亘る技術であることから、開発対象の全体をよく理解する技術者まで成長することはたやすいことではない。技術のリーダには、関連する境界領域の技術群への理解力が求められる。
本講演では、 多年にわたる研究開発と育成の経験をもとに、学習にかかわる障壁の解消にかかわる活動、調査探索から研究開発に至る活動の知見について述べる。

 

日立Astemo株式会社 高橋 暁史
日立では、車内空間やバッテリスペースの拡大が容易なインホイール式EVの実現に向けて、ホイール内部にモータとインバータ、ブレーキを一体で搭載可能な小型・軽量のインホイールモータ「Direct Electrified Wheel」を開発しました。
高い駆動力をモータからホイールに直接伝えるダイレクト駆動システムを採用し、従来の課題だった重量増加を抑制するブレークスルー技術が生まれた具体事例を通して、パワーエレクトロニクスの要素技術を専門としながら分野横断で新たなシステムの開発に挑む技術者の育成を考えます。

 

メーカー講演

電子磁気工業株式会社
磁気測定の基礎 直流磁化測定の各種手法について
電子磁気工業は、60年以上に亘り、磁気応用技術を用いた非破壊検査機器、着磁・脱磁装置、磁気計測機器の開発・製造を行っています。
本発表では、磁性材料の直流磁化測定手法であるリング測定、エプスタイン測定などについてやさしく解説します。さらに交流磁化測定や直流重畳磁化測定などの測定方式についても紹介します。これから評価を検討している方、磁気測定にお困りの方の一助となればと幸いです。また、最新の技術開発について簡単に説明させていただきます。
過去講演動画
磁気測定の基礎 評価法の種類と利点について
磁気測定の基礎 磁性材料の評価法について
磁気測定の基礎 直流測定から交流測定まで

 

株式会社ケミトックス
今さら聞けない、パワーデバイス信頼性評価の基礎
Si(シリコン)を始め、ワイドギャップ半導体であるSiC,GaNなど、様々な半導体が用いられる次世代パワーデバイスおよび関連材料における信頼性評価要求は、特にSiC,GaNが量産に移行され始めている昨今、高まってきています。信頼性試験の原理などの基礎的な内容からデータの解釈まで説明致します。中でも逆バイアス試験について、特に重点的に試験規格、実際のセッティング、試験結果やその後の故障解析まで一貫して解説致します。
過去講演動画
電源技術に貢献するパワーデバイス信頼性評価
パワーデバイスの故障解析~パワーサイクル試験編~
パワーデバイスの故障解析最前線~冷熱衝撃試験編~

 

株式会社ピューズ
パワエレ技術者育成に役立つ分解調査の進め方
製品開発において他社製品を入手して分解調査(ティアダウン)を実施されている企業は、パワエレ業界の中でも多いのではないでしょうか。ただ、若手技術者や、新たにパワエレ業界に参入を考えられている企業の方、もしくは直接パワエレ製品の開発に関わる機会の少ない業界(素材、部品)の方が、パワエレ機器の分解調査に取り組まれる際、予め論文や特許情報、最近では動画サイトといった各種メディアなどから情報収集をしたものの、いざ実物を前にしてどこからどのように手を付けてよいか分からなかったりする場合があります。
本講演では、モータ・インバータを例にパワエレ機器の分解を通じて、何を知ることができるのか?そのためにどのように調べるか?といった分解調査の勘所を、長年の受託開発を通じて培ってきた経験を基にご紹介いたします。

 

株式会社NEAT
はじめてのHIL
HILとは何か?HILやRCPのコア技術である、リアルタイムシミュレーションとは何か?HILを導入するメリットは何か?
HILを始めるにあたって必要な前知識を身に着けるのも大変です。
ここでは、HILの基礎知識と前知識、そして、OPAL-RT社の得意とするリアルタイムMILの導入による、円滑なHIL作業についての説明をさせて頂きます。

 

Mywayプラス株式会社
モータの基礎から応用まで幅広く学べる環境作り
モータ制御を行うにあたって、回路や制御等複合的な知識が必要となります。そこで弊社Mywayプラスでは様々な要素が複雑に絡み合うモータ駆動だからこそ、実際にモータを駆動させる事が出来るプログラム一式をご提供させて頂いております。
本講演では、基礎的な内容から応用として様々なモータに対応しておりますリアルタイムタイムシミュレータを使用したシステムまでをご紹介させて頂きます。

 

テレダイン・レクロイ
パワーエレクトロニクスで使用する高電圧プローブの正しい選び方
オシロスコープには様々なプローブが用意されています。全ての特性について完全なプローブというのは存在しないため、その中からご自身の実験に最適なものを選択しなければなりません。プローブの仕様の意味。どれを選択すべきで、どれを選択すべきでないのか。実際の波形の違いなどもご紹介しつつ解説します。
過去講演動画
オシロスコープカスタマイズ機能を活用したカスタムパワーパラメータ作成
電動ドリルのパワー値・トルク・回転数の動的変動解析例

 

功績表彰式

 

第11回パワエレフォーラム「聴講」お申込み
第11回パワエレフォーラム「聴講」「講演資料」お申込み

 

申込特典

2022年10月開催-技術者の育成 で講演した3名を聴講できます。
株式会社 日立製作所 大前 彩

 

ダイキン工業株式会社 宮島 孝幸

 

株式会社本田技術研究所 加藤 武士