2026年10月29日(木) 10:00~17:00
特長
① 電気自動車の構造やメリット,モータの種類と特徴,構造や特性などの基本的な技術について解説します。
② パワー回路で使用される半導体の種類や使用法,PWM制御などのスイッチング回路設計上の注意点,制御の有⽤性について解説します。
③ インバータやコンバータ回路の構成,ノイズ対策などについて解説します。
④ 永久磁石同期モータの等価回路や正弦波駆動について解説し,スカラー制御やベクトル制御を実施する制御アルゴリズム,非干渉制御,エネルギー回生手法などについて解説します。
⑤ IPMSMの特徴であるマグネットトルクとリラクタンストルクを用いた最大トルク制御の考え方を解説します。
対象
・モータの種類や特性について基礎知識を学びたい方
・モータを制御するための基礎知識や制御の有⽤性を学びたい方
・インバータ回路やDC/DCコンバータ回路の基礎知識を学びたい方
・永久磁石同期モータの基本的な駆動原理を学びたい方
・永久磁石同期モータのスカラー制御,ベクトル制御手法を学びたい方
・永久磁石同期モータの高効率駆動法,エネルギー回生手法を学びたい方
・埋込磁石同期モータの最大トルク制御手法を学びたい方
・これからモータ制御に携わろうとしている方
学べること
・モータの種類,構造,特性がわかる
・制御の基礎知識や制御の有⽤性がわかる
・PWM制御などのスイッチング回路,インバータ回路がわかる
・エネルギー回生可能な昇圧型,降圧型DC-DCコンバータがわかる
・インバータのサージ電圧対策,ノイズ対策,ノイズを出しにくい実装技術がわかる
・永久磁石同期モータの方形波駆動法,スカラー制御手法やベクトル制御手法がわかる
・非干渉制御の必要性や弱め界磁のメリット・デメリットがわかる
・エネルギー回生の手法がわかる
・IPMSMの最大トルク制御手法がわかる
概要
SDGsやカーボンニュートラルへの取り組みが進む中, 自動車はモータを用いた電気自動車へ移行が始まっており,操作性や居住性を高めるために,電子制御されるモータが多用されています。さらにAIを活用した自動運転車両へと大きな変化が始まっています。車両には,補機と呼ばれる小型モータから主機と呼ばれる大型モータまで,さまざまなモータが使用され,インバータによって電力が制御されています。これらのモータ制御システムは,高効率・高精度・高信頼性,さらに静音性や低振動が求められます。特にバッテリーの限られたエネルギーによる航続距離を延ばす高効率制御やエネルギー回生技術も重要です。
本セミナーでは,最初に電気自動車の構造やメリット,モータの種類と特徴,構造や特性などの基本的な技術について解説します。次にモータを制御するための基礎知識や制御の有⽤性,パワー回路で使用される半導体の種類や使用法,PWM制御などのスイッチング回路設計上の注意点,インバータやコンバータ回路の構成,ノイズ対策などについて解説します。その後で,永久磁石同期モータの等価回路や正弦波駆動について解説し,スカラー制御やベクトル制御を実施する制御アルゴリズム,非干渉制御,エネルギー回生手法などについて解説します。最後に,IPMSMの特徴であるマグネットトルクとリラクタンストルクを用いた最大トルク制御の考え方を解説します。
プログラム
1.電気⾃動⾞の構造と制御の有⽤性
1.1 ガソリン⾃動⾞の問題点
1.2 ハイブリッド⾞と電気⾃動⾞の構造の違い
1.3 燃費と電費
1.4 エネルギーの有効利⽤
2.モータを駆動するための基礎技術
2.1 モータの種類と特徴
2.2 モータの構造とトルク発生原理
2.3 磁⽯の形状と配置
2.4 コギングトルクと計測例
2.5 巻線の結線⽅式と効率
3.モータの動作モードおよびモータ駆動における損失
3.1 モータの動作モード
3.2 モータ駆動における損失
4.モータ駆動⽅式とパワーデバイス
4.1 電圧制御と電流制御
4.2 トランジスタとMOSFET
4.3 MOSFET のゲート駆動回路設計の注意点
4.4 ゲート回路におけるインダクタンスの影響
4.5 PWM 駆動⽅式
4.6 H 型ブリッジ回路とデッドタイム
4.7 デッドタイムの影響
4.8 パワー回路の放熱
5.コンバータとインバータ,ノイズ
5.1 絶縁型と⾮絶縁型コンバータ
5.2 降圧型と昇圧型コンバータ
5.3 単⽅向コンバータと双⽅向コンバータ
5.4 エネルギー回⽣を可能にする双⽅向型コンバータ
5.5 インバータの回路構成と⻑寿命化
6.サージ電圧とノイズ
6.1 浮遊容量による影響とサージ電圧対策
6.2 ノーマルモードノイズとコモンモードノイズ
6.3 ノイズの電界強度
7.等価回路と伝達関数
7.1 永久磁⽯同期モータのスカラー制御と直流等価回路
7.2 表⾯磁⽯および埋込磁⽯同期モータのブロック線図
7.3 d 軸インダクタンスとq 軸インダクタンス
8.⾼効率・⾼性能化のための制御法
8.1 起電⼒と電流による電⼒とトルクの関係
8.2 永久磁⽯同期モータの発⽣トルク
8.3 α-β軸変換とベクトル制御
8.4 ⾮⼲渉制御
8.5 弱め界磁制御のメリット・デメリット
8.6 ベクトル図と3 相/d-q 軸変換の基本式
8.7 ベクトル制御システム構成
9.エネルギー回⽣と最⼤トルク制御
9.1 ⾞両や回転体の持つ運動エネルギー
9.2 エネルギー回⽣
9.3 埋込磁⽯同期モータの最⼤トルク制御法
資料および講演の順序は,説明上,講演項目の目次と一部異なります。
講師
経験豊富な講師が電気自動車の構造からモータ制御をつなげて解説します!
電動モビリティシステム専門職大学 / 静岡理工科大学
学部長・教授 / 客員教授
電気学会 小形モータ関連委員会 委員長(2期 4年間)
電気学会 回転機技術委員会議員(2期 4年間)
電気学会 小形モータ関連委員会 幹事・委員(1992年~現在に至る)
電気学会 論文査読委員(2000年~現在に至る)
浜松地域イノベーション推進機構 パワエレ事業化研究会 会長(6年間)
モータドライブ応用研究会 代表幹事(6年間)
自動運転関連 有識者会議 委員(2017年~現在に至る)
※専用アドレスが不明な場合は、法人サブスク管理者へお問合せください。
日程・受講料
受講料
45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
当日までのご準備
1.Webセミナーアプリ(Zoom)のインストール
・インストールは
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・Zoomの仕様や推奨環境については
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・Zoomの利用方法は
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アプリのインストールが難しい場合、ブラウザでの参加も可能です。詳しくは
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当日の持ち物
1.マイク機能付きパソコン
2.講義資料(事前に協会より郵送します。)
3.筆記用具
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主催
日本パワーエレクトロニクス協会