
2023年5月30日(火) 13:30~16:30 |

特長
パワエレ回路の測定技術を基礎の基礎から学びます。
・パワエレ回路測定に向けた回路動作の基本
・オシロスコープの正しい選び方,使い方
・プローブの使い方(パッシブプローブ,高電圧差動プローブ,電流プローブ)
・パワーアナライザの使い方。
対象
・電気回路測定の経験が少ない方
・パワエレ回路の測定技術を習得したい方
・これからパワエレ回路の測定評価を行う方
学べること
・パワエレ測定に関する基礎技術を幅広く、体系的に習得できます。
・計測に関する基礎技術とパワエレに関する基礎をしっかり習得できます。
・実際にパワエレ分野で多く使用される測定器の写真を多用しながら,パワエレ回路の実際の測定に必要な知識,知見が学べます。
概要
計測器の使い方は、OJTや自己流に頼りがちになっていませんか?
開発したものを正しく評価することはとても大事なことですが、明文化されたものがなくトライアンドエラーとなる事も少なくありません。計測は良い製品の開発や納期短縮のために必要不可欠な技術です。
パワエレ回路では,高電圧や大電流を短い時間でスイッチングすることから,通常の電気回路の測定よりも波形や電力を「正しく」測ることが難しくなります。正しい測定のためには,オシロスコープやパワーアナライザといった測定器の原理の理解と,測定対象となるパワエレ回路の動作を理解していることが重要です。本セミナーでは,スイッチングにより変化する電圧や電流が回路内でどのように変化するのか,その変化を測定するためにどのような測定器をどのように使用するべきであるのかを説明します。
プログラム
1.パワーエレクトロニクス回路
1.1 パワエレ回路動作(インバータ,DC/DCコンバータ)の基礎
1.2 スイッチングによる電圧・電流の変化
2.電圧・電流測定法
2.1 オシロスコープの基礎と選定法
2.2 パッシブプローブの使用法
2.3 高電圧差動プローブの使用法
2.4 光アイソレーションプローブ
2.5 電流プローブ
3.電力測定法
3.1 パワーアナライザの基礎
3.2 高周波測定に向けた課題
講師
毎年変わる学生に計測器の使い方を教えてきた経験から、
異分野の方にもわかりやすく解説します! |
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長岡技術科学大学 産学融合特任講師
2016年3月 長岡技術科学大学大学院 博士後期課程 エネルギー・環境工学専攻 修了 博士(工学)
2016年4月-2018年3月 長岡技術科学大学 産学官連携研究員
2018年4月-2021年10月 長岡技術科学大学大学院 電気電子情報工学専攻 助教
2021年11月より 長岡技術科学大学 産学融合トップランナー養成センター 産学融合特任講師 |
日程・受講料
受講料
25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)
当日までのご準備
1.Webセミナーアプリ(Zoom)のインストール
・インストールは
こちらから。
・Zoomの仕様や推奨環境については
こちらから。
・Zoomの利用方法は
こちらから。
アプリのインストールが難しい場合、下記ボタンよりお問い合わせください。
当日の持ち物
1.マイク機能付きパソコン
2.講義資料(事前に協会より郵送します。)
3.筆記用具
主催
日本パワーエレクトロニクス協会