• Btn mail
  • twitter
  • facebook
  • line
  • mail
  • 会員登録
  • ログイン

演習による変圧器・リアクトル徹底理解講座

2024年1月30日(火) 10:00~17:00

 

特長
DC/DCコンバータの理解に必須の、変圧器とリアクトルの特性をわかりやすく解説します。
理解を深めるために、演習問題を多数実施します。
対象
・DC/DCコンバータ(スイッチング電源)の知識のレベルアップを希望する方
・DC/DCコンバータの設計に従事している方で、基礎から学び直したい方
・入社後1~2年程度で、これからしっかりDC/DCコンバータを勉強したい、と考えている方
学べること
・DC/DCコンバータの理解に必須の、変圧器とリアクトルの特性をしっかり身に付けることができる。
・DC/DCコンバータでの変圧器とリアクトルの動作を、確実に理解することができる。
概要
 DC/DCコンバータ(スイッチング電源)では、リアクトルが中心的な役割を果たしており、リアクトルがかかわる動作の理解が不可欠です。また、絶縁型DC/DCコンバータでは変圧器が重要な役割を果たします。変圧器は単に交流電圧を変圧するだけでなく、励磁インダクタンスと漏れインダクタンスが回路の動作に大きな影響を与えます。
 変圧器とリアクトルは電気系の学科では必ず学習しますが、その内容はDC/DCコンバータの理解のためには不十分です。逆に、学校での学習による先入観が、DC/DCコンバータの正確な理解の障害になることもあります。このセミナーでは、リアクトルと変圧器のDC/DCコンバータでの特有の振る舞いを、演習を通じて詳しく学習します。
プログラム

1章 リアクトルの徹底理解
 1. DC/DCコンバータ(スイッチング電源)の基本動作と特徴
   ・DC/DCコンバータの用途 ・DC/DCコンバータの種類 
   ・トランジスタの使い方 ・スイッチ素子とチョッパ回路
 2.リアクトルの性質
  2-1 リアクトルの基本特性
   ・リアクトル電流の性質 ・リアクトル電流の経路 ・リアクトル電流の計算方法
  2-2 リアクトルとコンデンサの対称性
 3. 昇圧チョッパの動作原理
  3-1 リアクトルによる昇圧のメカニズム
  3-2 回路に固有の安定動作点
   ・リアクトル電流の増加量と減少量 ・リアクトル電流の唯一の安定点
   ・リアクトル電流に働く負帰還作用
  3-3 降圧チョッパでの演習
  3-4 昇降圧チョッパでの演習

2章 変圧器と励磁電流・励磁インダクタンスの徹底理解
 1. 変圧器の基礎
  1-1 磁束の計算方法
  1-2 小型化の原理
  1-3 励磁電流・励磁インダクタンス
  1-4 漏れインダクタンスと変圧器の等価回路
  1-5 変圧器の極性
 2. DC/DCコンバータにおける励磁電流の振る舞い
  2-1 1石フォワード方式DC/DCコンバータの場合
  2-2 DC/DCコンバータにおける励磁電流の重要な特徴

講師
メーカでの電源設計経験豊富な講師が基本となる動作原理を解説!
技術コンサルタント事務所 平地研究室 平地 克也 先生 技術コンサルタント事務所 平地研究室

1954年生まれ。
1979年京都大学工学部電気工学科卒業、同年株式会社GSユアサ入社、各種パワーエレクトロニクス応用製品の研究開発に従事。
2004年国立舞鶴工業高等専門学校赴任、電気情報工学科学科長、電子制御工学科学科長、副校長、などを経て現在名誉教授。
電気学会上級会員、工学博士。
受講特典
DC/DCコンバータの基礎から応用まで
DC/DCコンバータの基礎から応用まで

DC/DCコンバータは、半導体素子のオン・オフに従って部品の接続状態が変化し、さらに回路図には現れない寄生要素が大きな影響を与え、動作は複雑である。本書では、半導体素子の動作に応じて発生するすべての動作モードを寄生要素の影響を考慮した上で正確に記述し、理論的に説明している。また、DC/DCコンバータで重要な役割を果たしているリアクトルと変圧器の、DC/DCコンバータでの特有の振る舞いを詳しく説明し、正確な理解に導いている。また、DC/DCコンバータの設計や開発では、部品の動作を詳しく検討する必要がある。本書はそのような場合に役立つ、パワエレ技術者必読の書である。

パワエレセミナーお申込み
日程・受講料
開催日
【ライブ配信】2024年1月30日(火)
期間
1日
時間
10:00 ~ 17:00
受講料
45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
当日までのご準備
1.Webセミナーアプリ(Zoom)のインストール
  ・インストールはこちらから。
  ・Zoomの仕様や推奨環境についてはこちらから。
  ・Zoomの利用方法はこちらから。
  アプリのインストールが難しい場合、下記ボタンよりお問い合わせください。
当日の持ち物
1.マイク機能付きパソコン
2.講義資料(事前に協会より郵送します。)
3.筆記用具
4.電卓
パワエレセミナーお申込み
主催
日本パワーエレクトロニクス協会
お問い合わせ