パワエレにおけるトラブルと対策(演習付き)
特長
・パワエレにおけるトラブルの原因究明の方法を学びます。
・実際の事例を通して、原因究明から再発防止までの視点や考え方を養います。
・演習を通して、対策のやり方を説明してゆきます。
受講対象者
・パワエレ実務経験者
設計、製造、品証問わず
想定効果
・トラブル対応時の考え方や進め方を身に付けられます
・FTA,FMEAの使い方がわかります
内容
市場出荷をした後や試験対応時に、トラブルがあって対応に追われた事がある方は多いと思います。
ここで注意をしたいのが、パワエレでは外部から見えるトラブルは症状であって原因は別の所にあるケースが多く見受けられます。
インバータなどのパワエレ機器は単独では動作せず、電源系統、モータ、コントローラなど様々な周辺機器と繋がり、システムの一部となっています。そのため、広い視点でものを見ないと本当の原因は突き止められません。
また、パワエレ回路固有のトラブルなども起きることがあります。
本セミナーでは、パワエレ機器で代表的なトラブルの例とその原因究明、対策を事例を交えてお伝えします。
対策方法そのものではなく、トラブル対策の考え方や進め方を学ぶためのセミナーです。
グループワークを通して、実際にトラブルが起こった際の考え方を学びましょう。
プログラム
1.パワエレのトラブル
1.1 パワエレとは
1.2 パワエレトラブルの影響
1.3 パワエレトラブルの特徴
2.トラブル対策の流れ
2.1 情報収集と観測
2.2 故障状態の認識
2.3 メカニズムの推定
2.4 仮説の検証
2.5 対策立案
2.6 水平展開
3.メカニズムの推定
3.1 IGBTの短絡
3.2 各種の推定法
3.3 FTAの手順
4.演習1 <トラブルのメカニズム推定>
5.EMCとトラブル対策
5.1 EMCとは
5.2 伝導性ノイズ
5.3 ノイズ対策
5.4 ノイズ規格とパワエレトラブル
6.トラブルの事例と実際の対策
<本項資料は配布致しません>
原因究明から再発防止までについて,各種の事例を紹介します.
7.トラブルの予防
7.1 FMEA
7.2 タグチメソッド
7.3 失敗学
7.4 トラブルを防ぐ設計
8.演習2 <トラブル対策のケーススタディ>
9.まとめ
日程・受講料
受講料
45,000(税抜)/49,500(税込)
定員
20名先着順にて受け付けます。定員に達した場合には、受講をお断りする場合がございます。
最少人数
5名 開催2週間前に最少人数に達しない場合、受講をお断りする場合がございます。
当日の持ち物
1.筆記用具
2.名刺(質疑応答時に名刺交換会を開催します。)
会場
加瀬の貸し会議室新横浜ホール 2階 第一会議室
JR新横浜駅より徒歩
会場へのアクセス
主催
日本パワーエレクトロニクス協会