パワーエレクトロニクス技術者の継続的な育成と交流を目的とするパワエレフォーラムをオンラインで開催します。
今回は、次世代電源センター(NPSC:次世代のスイッチング方式電源システム産学官連携センター)総会と共催として、
AI生成で急成長するデータセンターとパワエレ電源システムの最新動向の講演を行います。
当先進電源技術情報をシェアすることで、パワエレ技術者の育成とスキル向上の一助となりましたら幸いです。
パワエレフォーラムで皆様にお会いできることを楽しみにしています。
※次世代電源センター総会は、対面にて実施します。また、同総会では、パワエレフォーラム終了後、
戦略会議「データセンターパワエレ電源システム最前線」、企業展示、交流会を開催します。

本センターでは、電源システムの高性能化を目指し、材料、部品、回路、システム、そしてビジネスに至る幅広い研究に取り組み、豊かな社会に貢献する総合的開発を進めています。電源システムの高効率化、小型軽量化、低ノイズ化など、世界に大きく貢献しています。前身は、1932年に昭和天皇が文部大臣に下賜された資金で創設された財団法人日本学術振興会です。2001年より第173委員会、2022年より本センターの活動を進めています。産業界や学術界から第一線の研究者、技術者、幹部が集い、「会員制社交会」の一面をもって、技術、事業、戦略、展望を産学官が協力して建設的かつインフォーマルに議論しています。熱意と参加者ファーストが活動指針です。
主な活動内容
(1)会員同士の技術的な交流(講演会約 3 回 /年。交流会や見学会 1 回 /年)
(2)技術講座の構築・運営(事務局運営)
(3)次世代の電源フォーラムの開催( 1 回 /年。参加無料)
13:30
座長
株式会社村田製作所
細谷 達也
近年、生成AIの急速な普及と大規模言語モデルの高度化に伴い、AIデータセンターの電力消費は飛躍的に増大しており、将来的には単一のデータセンターで1GW級の電力を消費する時代が到来すると予測されています。このような背景のもと、GPUやCPUなどの高性能プロセッサへ安定かつ高効率に電力を供給する技術の確立が最重要課題となっています。特に、次世代AIサーバでは数千Aに達する大電流供給が求められ、電源アーキテクチャ、電力変換回路、および高性能パワー半導体の開発が世界的に加速しています。
本講演では、AIデータセンターを支える最新の電源システム技術とパワー半導体技術の動向について解説するとともに、高効率化・高信頼化を実現するための電源システム全体のシミュレーションに向けた取り組みについて紹介いたします。
14:30
座長
株式会社村田製作所
細谷 達也
本発表では、JANOG54で紹介した内容をもとに、LLMの普及によりデータセンタの電力・冷却・ネットワーク要求がどのように変化しているかを整理します。
特にGPUサーバ高負荷時の風量・冷却課題と、GB200 NVL72に代表される高密度AIサーバで水冷が求められる背景を、米国での情報収集・技術検証を踏まえて解説します。