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たくさんのご応募ありがとうございました。
審査委員3名による厳正なる審査によって「大賞」「準大賞」「入選」作品が決定いたしました。
 

  応募内容

  【応募期間】 2019年6月3日(月)12:00 ~ 9月30日(月)18:00
  【応募総数】 535作品 (社会人部門 420作品 学生部門 115作品)
  応募作品一覧はこちら

 

  審査方法

  【1次審査】
 当協会による上位50作品の抽出
応募作品に対して「”いいね!”が押された数」と「応募作品が閲覧された数」を集計し、これらの数が多い上位50作品を自動的に抽出しました。
  【2次審査】
 審査委員による入選作品の決定
審査委員に各作品に対して1~5の点数をつけていただき、合計点数の多い順に入選作品を決定しました。
  注1)審査委員が誰であるかは、審査結果の発表まで一切公開していません。
  注2)審査委員には、作者の氏名や所属は一切公開せず、作品内容のみで採点していただきました。
  注3)同点の作品につきましては審査委員3名での協議により、入選作品を決定しました。

 

  入選作品

※学生部門は甲乙つけがたい優秀な作品が多かったため、入選作品は6作品となりました。

 

  授賞式の様子

 ★ 社会人部門大賞 ★
 ★ 学生部門大賞 ★
 ★ 学生部門準大賞 ★

※社会人部門準大賞の受賞者の方は授賞式への参加を辞退されました。

 

  審査委員紹介

左から、赤津観教授、伊東淳一教授、和田圭二准教授

  長岡科学技術大学 伊東 淳一 教授

パワエレとの関わり】

 パワエレと関わり始めて約30年が経ちました。高等専門学校の4年生のときに動くものの開発に関わりたいと思ったので、パワエレであることは意識せずにモータドライブの研究を選択しました。その後、長岡科学技術大学へ進学し、富士電機で8年間勤務しました。働きながら博士号を取得し、2002年から長岡科学技術大学へ移って教員をしています。現在は、主に電力変換とモータドライブの研究に取り組んでいます。

【審査委員を引き受けた理由】

 昨年、パワエレ協会が開催した「パワエレ教材製作コンテスト」は面白いと思ったが、教材動画を見るのは大変でした。サラリーマン川柳は誰でも「クスッ」と笑える良さがあるので、パワエレ川柳でもパワエレエンジニアの「あるある」みたいなもので「面白さ」と「大変さ」を共有できたらよいと思い、審査委員を引き受けました。

【パワエレ川柳に対する印象】

 パワエレ関係者の間で内輪(うちわ)ウケする作品が多いなと感じました。また川柳ではなく、標語のようなものもあったので、「どこまでが川柳なのか」という枠組みを考えることも今後の課題と感じました。良かった点は、社会人や学生を問わず似通った作品があり、「パワエレあるある」が皆で共有できていることです。

【パワエレ川柳への期待】

 パワエレの研究者が少ないため、パワエレ川柳に限らず、間口を広げて普及活動をしたいと思っています。他分野の方、特に高校生や中学生にも間口を広げることができるとよいと考えています。

 

  横浜国立大学 赤津 観 教授

パワエレとの関わり】

 前職では芝浦工業大学であり、2019年10月から横浜国立大学に所属しています。学生時代は横浜国立大学の河村研究室に所属し、モータドライブの研究に従事していました。その後、日産自動車で勤務し、モータ設計に取り組みました。芝浦工業大学では、モータの設計・制御やインバータなど、いわゆるHEV、EVのパワートレインと呼ばれる部分の研究開発に取り組んでいます。

【審査委員を引き受けた理由】

 「ものづくり」が軽視され過ぎている世の中になっていると感じています。今は、何でもパソコンを使って簡単にシミュレーションすることができますが、パワエレは「パワー」を扱うものであるにも関わらず、あたかも「情報」と同じような感覚で、コンピュータを使って「パワー」を扱えると思われています。「ものづくり」はとても重要であり、「しっかりした技術を身につけないと日本の将来はない」ということを伝えたいと思っています。

【パワエレ川柳に対する印象】

 自分が学生だったころと変わらないなという印象です。パワエレ分野では、デバイスなど技術は発展していますが、「ものづくり」の苦労は変わらないのかなと感じました。

【パワエレ川柳への期待】

 「ものづくり」の苦労と喜びを多くの方々と共有し、「勉強する」、「設計する」、「実験する」 楽しさを広げていければいいと思っています。

 

  首都大学東京 和田 圭二 准教授

パワエレとの関わり】

 父親が電力会社に勤めていたため、電気・電子に関わる仕事がしたいと高校生のときから決めていました。大学に入り、電気系の研究室を選択したところ、たまたまパワエレの研究室でした。その後,大学院博士課程を修了後、助手を経て、現在の首都大学東京に移っています。

【審査委員を引き受けた理由】

 新しいことに取り組むことが好きな方です。特に、今回はパワエレ川柳コンテストの「第1回」なので、自分も新しいことに取り組んで貢献したいと思い、引き受けました。また、第1回目ですので、何か面白いアイディアがでてくるのではないかと期待しました。

【パワエレ川柳に対する印象】

 パワエレ回路に携わっている方が投稿している作品が多いという印象を受けました。パワエレ川柳が広がっていけば、面白い企画になると思います

【パワエレ川柳への期待】

 パワエレと言うと回路、電気製品、自動車の印象が強いですが、今では、材料、半導体、磁性体部品などの幅広い分野に広がっています。皆が自分の領域だけに取り組むのではなく、回路技術者も材料やデバイスとのことを知ってほしいし、デバイス・材料技術者も回路の応用についてきちんと知った上で仕事をしてほしいと考えています。皆に色々な分野のことを知ってもらいたいですし、裾野を広げるために色々な人がパワエレ川柳コンテストに参加し、日本全体が盛り上がってくれることを期待しています。5~10年かけて、本家のサラリーマン川柳に匹敵するようなコンテストになってほしいです。