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転職コラム

 

キャリア志向を考えないと人生、損する
こんにちは!パワエレ転職では、この度、コラム掲載をはじめました。
パワエレ分野で新しい職場に着くと、成果を出すには2,3年はかかると言われています。
そのため、何度も転職をすることは現実的ではないと考えられます。「転職に失敗をしたくない。」そんな技術者に向けて、ご自身のキャリア志向を考えることの大事さや考え方などについてお伝えしたいと思います。転職を「する」・「しない」にかかわらず、なんとなく、自分の将来を考え始めている方も是非、読んでくださいね。
近年では、終身雇用制度も崩壊の傾向にあり、スキルアップを目的に「転職」することが日常的になってきました。そして、企業も新卒からゆっくりと人材を育成するというより、即戦力としてある程度のスキルや経験を持っている人材を採用することも増えてきました。それに相まって、人材紹介会社が、毎日のようにテレビやインターネットで広告展開を行っています。
初回はキャリアについて3つのポイントでお話しします。
■「キャリア」について整理してみましょう!■
■「キャリア志向」ってなに?■
■将来のキャリアを考えないと損をする?■
といった内容です。

 

■「キャリア」について整理してみましょう!■
キャリアの定義はいろいろありますが、厚生労働省は過去から将来の長期にわたる職務経験やこれに伴う計画的な能力開発の連鎖を指すもと説明しています。(※)また、昨今では「キャリア」の後に続く用語も多く使われていますので簡単ですが図解で整理してみます。
■「キャリア」について整理してみましょう!■
上記図式では「現状」から「理想」に進む過程を表しています。ご自身が理想に向けて歩む過程で様々なキャリアに関連する言葉が出てきます。「理想」に向けて「デザイン」し「プラン」を立てて「進んでいく」という図式になります。
近年では、ワークライフバランス、多様性・働き方改革などの言葉も見聞きする機会も増えてきていますね。人生100年時代に、職業としてのキャリアプラン(短期・中期・長期の目標?)を真剣に考えることが大切ではないでしょうか。

 

■「キャリア志向」ってなに?■
上記図式の通り、「現状」から「理想」に向けてキャリアプランを立てる前に、自分自身と向き合って客観的に分析し自分の「キャリア志向」を知ることがとても大切です。
「キャリア志向」とは「自分のキャリアを歩んでいく上で、自分自身の興味や価値観、どのような考え方を持っているか」を指します。
社会人としての経験をある程度積み上げることで、個人が持つ仕事に対する価値観が定まってきます。
「キャリア志向」、つまり、どんなことが好きなのか?嫌いなのか?どのような場面でやりがいや達成感を感じられるのか?どのようなスタイルで仕事をするのが職業生活において幸せであると感じられるのか?
などは、ご自身のスキルやキャリアの棚卸を通して見えてきます。

 

■将来のキャリアを考えないと損する?■
30代の社会人が30年後を一気に想定することって難易度が高いと思いませんか?ひとえに30年後のキャリアを考えると言っても人生は、中々計画通りには進まないことが多いですよね。なので、3年から5年刻みで計画を見直す前提で立案することで、より現実的な計画となります。
そのためには、30代から「キャリア」を考えるうえで重要なことのひとつとして「キャリア志向」を分析し、自分自身を理解することで将来に向けた理想(キャリアビジョン)を考え、中長期キャリア形成、計画することも必要となり、最終的には理想に向けた職業生活の設計図が完成します。
設計図が無いと混乱し、結果的に損をしてしまう場合があると思われませんか?
しっかりとご自身の「キャリア志向」と向き合うことで、10年後・20年後が大きく変わると確信します。
会社が敷いたレールを歩くのではなく、自分自身のキャリアは自分で切り開くことで、幸福度の高い職業生活を送れるのではないかと考え、「キャリアを考えないと損する」のではないかと考えます。誤解なきように補足すると、会社が敷いたレールを活用して現在の会社内でのキャリア形成を考えることも重要と考えています。

 

■「パワエレ転職」の支援■
キャリア志向を考えることは、とても大事ですね。一方、キャリア志向は、一人で考えるのがなかなか難しいですが、利害関係のない第三の協力があるとスムーズに行くことが多いです。パワエレ転職では、転職を「する」・「しない」にかかわらず、キャリア志向を考えるお手伝いをします。相談は、無料ですので気軽に登録できるのがいいところですね。
※平成14年7月 厚生労働省「キャリア形成を支援する労働市場政策研究会」報告書より引用

 

2024年4月25日
執筆者:古市 健 (C’sキャリアコンサルティング株式会社 代表取締役)

 

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