

特長
■リスキリング/入門者向けシリーズ
・パワーエレクトロニクスに必要な電気工学の専門技術と
パワーエレクエレクトロニクスの基礎技術を1単元ずつセットにして学びます。
本講座は、リスキング講座シリーズ③です。
講座1:パワエレ入門と電気入門
講座2:パワエレのための交流回路
講座3:パワエレのための三相交流
講座4:パワーデバイスとパワエレ回路入門
講座5:モータとベクトル制御入門
■パワエレのための三相交流(本講座)について
・パワエレでは、三相インバータによるモータ駆動が重要な技術項目となっています。本講座では、この回路の理解に必要な三相交流を取り上げ、相電圧、線間電圧、交流電力について分かりやすく解説します。また、DC-DC変換器を理解する上で重要な過渡現象についても触れます。
・各単元の終わりには具体的な数値での演習問題が設けられており、演習を通して各単元の理解を深める構成となっています。
(交流電力)
・交流で発生する3つの電力である有効電力、無効電力、表皮電力ついて、抵抗、インダクタ、キャパシタ回路の具体例から発生メカニズムを説明します。
・交流電力を簡単に計算する方法として、交流を複素数で記述する仕組みとモデリング法について紹介し、具体的な数値の例題を通して計算方法を習得します。
(過渡現象)
・最初に、パワエレ回路で過渡現象が回路動作に影響する例を紹介します。
・過渡現象で最も重要な項目である時定数を、パワエレ回路との関連から説明します。
・インダクタ、キャパシタ、抵抗の直列回路で発生する振動現象条件について、実験結果との対比から解説します。
(三相交流とその電力)
・三相交流で電力を送る仕組みについて分かりやすく解説します。
・三相交流の用語で紛らわし相電圧、線間電圧、相電流、線電流についての定義と、それぞれの相互関係について丁寧に説明します。
・本セミナーで最初に取り上げる単相交流電力を、三相交流の電力に拡張します。
対象
・専門が電機以外で、パワーエレクトロニクス・電力系の専門知識をリスキリングしたい技術者の方。
・専門が電子工学で、パワーエレクトロニクス・電力系の専門知識をリスキリングしたい技術者の方。
・自動車産業に携わり、自動車の電動化の技術を習得し、この分野の業務に関わりたい技術者の方。
学べること
・交流回路における有効電力、無効電力の定義と、複素数による交流電力の計算方法が習得できます。
・定常状態に達するまでの過渡現象と過渡現象を特徴づける時定数を理解できます。
・パワエレ三相交流回路で重要な相電圧と線間電圧の関係を理解し、三相交流の電力計算ができるようになります。
概要
■交流電力
・交流が印加された抵抗、インダクタ、キャパシタの各素子で電力を求め、これをもとに交流の電力に特徴的な有効電力、無効電力、表皮電力、力率を定義します。さらに、無効電力が発生する理由についても考察します。
・交流電力の計算では、複素数を使った電力計算について具体的な例題で説明し、演習問題を通して理解を深めます。
・キャパシタCと抵抗の直列回路で、充電されたコンデンサから抵抗に電流した時の電圧波形を測定し、この波形が指数関数で記述できることを示します。
・同様にインダクタLと抵抗の直列回路はインバータに使われており、その電流が指数関数で記述できることを示します。これらの回路の時間現象(過渡現象)で重要な時定数について考察します。
・最後にLCRの直列回路に流れる電流が、回路条件により単純な減衰波形、振動減数波形となることとその理由を説明します。
■三相交流とその電力
・三相交流では、三相交流が使われる理由から説明を始め、本来6本必要な電力ケーブルを3本に減らせる理由を解説します。
・三相交流として多用されるY-Y三相交流を取り上げ、パワエレ回路で重要な相電圧と線間電圧を関係を丁寧に説明し、演習問題で理解を深めます。
・三相交流の電力については、1相分のモデルで解析し、三相分に拡張する方法について、具体的な例題を通して解説します。
・インバータでモータを駆動する回路の電力測定方法を示し、動画で実際の三相モータで電力を測定する方法をデモします。
・三相交流のモータ負荷で電力計算の演習を行います。
プログラム
1.パワーエレクトロニクスと電力工学の関係
1.1 パワエレの交流電力
1.2 過渡現象が使われるパワエレ回路
1.3 三相インバータと三相交流
2.交流の電力
2.1 まずは、抵抗、インダクタ、キャパシタの電力を考える
2.2 無効電力まである交流の電力(有効・無効・皮相電力)
2.3 複素数を使えば計算できる交流電力
2.4 内部インピーダンスとのマッチング・・・最大電力の供給条件
★演習:複素数を使った電力計算
3.電気と時間との関係(過渡現象)
3.1 まずは実際の波形・・・キャパシタからの抵抗への電流放電
3.2 キャパシタから抵抗への電流放電を数学的に記述
3.3 インダクタと抵抗直列回路に電流を流す(インバータ・DC-DC変換器)
★演習:時定数の計算
3.4 LCR直列回路の過渡現象-実験結果との比較
4.三相交流
4.1 6本でなく3本線で3組分の電力を送る三相交流
4.2 三相交流が使われる理由
4.3 相電圧と線間電圧を詳しく説明
4.4 Y-Y三相交流とΔ-Δ三相交流
★演習:三相交流の相電圧、線間電力、電力
5.三相交流と電力
5.1 単相の交流電力から三相交流電力
5.2 複素数を使った電力計算
5.3 三相インバータの電力
★演習:三相交流モータの電力計算
講師
| 弱電から転向し、独学で学んだ経験からパワエレの基本をわかりやすく解説します。 |
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東京工科大学 名誉教授/
名古屋大学 客員教授
名古屋大学院卒業後、東芝生産技術研究所に入社。
以来31年間、研究開発およびそのマネジメントを行う。2015年より現職。
製造現場での豊富な経験をベースに、理論とシミュレーションを効果的に活用した研究を行っている。
平易な語り口での講義も好評で、企業向けの登壇も多い。
工学/理学博士。 |
日程・受講料
受講料
30,000円 (税別) / 33,000円 (税込)
当日までのご準備
1.Webセミナーアプリ(Zoom)のインストール
・インストールは
こちらから。
・Zoomの仕様や推奨環境については
こちらから。
・Zoomの利用方法は
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アプリのインストールが難しい場合、ブラウザでの参加も可能です。詳しくは
こちらをご覧ください。
当日の持ち物
1.マイク機能付きパソコン
2.講義資料(事前に協会より郵送します。)
3.筆記用具
主催
日本パワーエレクトロニクス協会
受講者の声