プレッシャーに克つ
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- 40代以上社会人 楊 仲慶さん
- 2023/12/04
2023/12/4 vol.36
「過労死」という言葉は、「発明」されてから久しいですね。私は最初にこの言葉を聞いたときは、理解できませんでした。過重な業務負荷で、さらにそのプレッシャーに耐え切れず、突然死や自尽を招くことですね。過労死の多くは技術者・ホワイトカラーである点も疑いのないことです。
プレッシャーは過労死を招くこともあるが、一方、適当なプレッシャーはその人を奮発させ、潜在能力を引き出し、成功に導くものだと私は思います。No18号「自分自身を追い込む」でも触れたように、意思の弱い私は目標を公言したりして、自分にプレッシャーをかけています。
技術進歩が速い時代に、プレッシャーはつきもので、如何にプレッシャーに克つかがポイントです。以下のような点が大事ではないかと私は思います。
１． 体の免疫力を高めること
まずは、食事や睡眠といった生理的欲求はきちんと管理し、適切な運動をすることです。私の場合は、好んで和食を食べます。そして、間食はしません。毎日夜は11:30前には就寝し、朝は5:15に起床します。毎日、自宅と会社の最寄り駅の往復で約１時間、歩いています。出張など20分以内の距離は、基本的に小走りの歩きです。
２．グッドグラスをかけること
技術者の場合、何かのこだわりを持っている人が多いです。その性質もあって人を批判したり、指摘したりしがちです。しかし、それは他人のみならず、自分にとってもストレスになります。大切なのはグッドグラスをかけて、人のプラスの面を多く見てあげることです。No27号を参照。
３． 人との交流を積極的に行うこと
ホワイトカラーはプライドが高い故に、独りぼっちになることが多いです。しかし、人と人の交流はよい人間関係を作り、ひいてはストレスの解放にもつながります。当社では職場内での飲み会（交流会）を盛んに開催することもそのためでもあります。
一般社団法人 日本パワーエレクトロニクス協会
代表理事 楊 仲慶
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