• Btn mail
  • twitter
  • facebook
  • line
  • mail
  • 会員登録
  • ログイン

自分の報酬を考える

  • 227HIT
  • 0
  • 0
  • 40代以上社会人 楊 仲慶さん

2025/2/10 vol.98

働く目的の1つは、紛れなく生活のためです。従って、生活を豊かにするには、それなりに働かなければなりません。一方、働く目的が生活のためだけでは、ちょっと寂しいものです。なぜなら、人間は動物と違って、それぞれ自分なりの存在価値があるからです。その存在価値とは、社会に、人にどれくらい役に立つかにあると私は思います。もちろん、その価値、即ち貢献が増えれば増えるほど、報酬も増えてくるのです。その意味で、報酬は私たちの価値(=貢献)の尺度にもなります。

では、何をどうすれば、貢献を多くすることができるのか?
1つは、仕事の効率を上げ、他人よりも真面目に誠実に働くこと。1日24時間、誰に対しても平等です。限られた時間内で、どうすれば多くの成果を出せるかが問われます。もう1つは、自分の能力をアップさせ、担当範囲や役割を大きくすることです。業務知識やスキルだけではなく、人間的な魅力(ものの見方、考え方)、さらには、管理能力を磨かなければなりません。

上記2つをきちんとやれば、多くの報酬を手にすることができます。しかし、それだけでは、サラリーマンの領域に過ぎません。それ以上の報酬を手に入れたいのならば、リスクを恐れずに、他人がやりたくない新規事業をやる、または、他人が行きたくない新天地に行って果敢に挑戦することです。この意味で、報酬は自分の能力と成果に対する尺度だけではなく、リスクを負う度合いの尺度にもなります。

大分以前ですが、北尾吉孝氏の『何のために働くのか』という本を読みました。氏は自ら手をあげ、一番業績の悪いニューヨーク支店に行き、その支店を再建したそうで、大変感銘を受けました。そういうサラリーマン意識を超え、果敢に挑戦することが、氏の金銭的のみならず、自己実現という心の報酬も手に入ったと思います。

一般社団法人 日本パワーエレクトロニクス協会
代表理事 楊 仲慶

PR:
「パワエレ技術者勉強会~成功へのカギー~」開講中(受講無料)
当協会の理事長・楊が自ら講師を務め、技術者として成功のエセンスを伝授。
【詳しくはこちら】

https://pwel.jp/articles/590

Nolike

添付ファイル

3つまで添付可能です

<利用規約>

  1. 中傷誹謗にあたるまたは趣旨に合わないと判断された場合投稿を削除します。
  2. 営業販売・広告類の掲示は厳禁とします。
  3. ご利用にあたっては、上記同意したと見なされます。