●組込みソフトとデジタル（離散系）制御に特化
　インバータ回路やPWMによるスイッチング動作などパワエレの基礎知識をお持ちの方を対象に、
　組込みソフトとデジタル制御の実装にフォーカスした講座です。

●パワエレ用マイコンで動作する組込みソフトの実装を解説
　テキサス・インスツルメンツ社のC2000マイコンで実際に動作するＣ言語コードを使って、
　レジスタ設定からリアルタイムのフィードバック制御までソフト実装の手順をお伝えします。

●制御ソフト開発の現場経験25年超のエキスパート講師
　系統連系インバータ、DC/DCコンバータ、UPS、モータドライブなど、
　豊富なパワエレ制御ソフトの開発実績のある講師が、実務で役立つ技術をわかりやすく解説します。

・組込み制御ソフトやデジタル制御を学びたい開発担当者
・開発メンバーの制御スキルを向上させたい開発チームリーダー
　※インバータやPWMなどのパワエレ基礎知識をお持ちの方

・離散化のポイントはサンプリング定理と周波数視点
・なぜキャリア（三角波）の山谷で電圧や電流をサンプリングするのか
・デジタル（離散系）積分器のｃ言語コード
・ブロック線図とソースコードとの関係性
・ローパスフィルタやハイパスフィルタのソフト実装
・制御ソフトの開発にs-z変換（双一次変換）が不要な理由
・パワエレ制御の組込みシステム（ＭＣＵ）に求められる機能

講義の前半では、パワエレ技術における制御工学の位置づけと、パワエレ制御の開発プロセス全体を俯瞰します。さらに、講師が開発現場で培ってきた、制御性能向上や迅速な問題解決のための効果的な考え方とアプローチを共有します。
後半では、パワエレ制御の離散化手法と組込みソフトの実装技術に焦点を当てます。
実際の事例を用いて制御動作を確認しながら、組込みソフト実装に関する理解を深めていきます。

※本講座では制御理論やフィードバック制御に関する講義は行いません。

１．パワエレ（電力変換）技術における制御工学の位置づけ
２．制御システム開発の流れと組込みソフトの実装
３．パワエレ制御の離散化技術
４．組込み制御システムと制御ソフトの実装手順
５．マイコン（ＭＣＵ）へのパワエレ制御の実装事例
　　・昇圧チョッパの電流制御
　　・電流マイナーループ制御付き単相CVCF制御
　　・トーテムポール型PFC方式AC/DC変換制御
　　・Grid-Forming（電圧制御型）インバータのPQ制御
　　・永久磁石同期機のベクトル制御と速度制御

※事例紹介で使用するシステム：LAUNCHXL-F28379D,　TyphoonHIL
　https://www.typhoon-hil.com/products/hil-interfaces/hil-ti-interface-cards/hil-ti-launchpad/
　https://www.ti.com/tool/ja-jp/LAUNCHXL-F28379D
※Typhoon HILについて、詳しくはこちらから
※システム協力：Mywayプラス株式会社（お申込頂いた方の情報は、サービス向上のため共有させていただきます）

製品開発実務と技術者育成の現場経験が豊富なエンジニア講師
	株式会社プリンシパルテクノロジー　代表取締役 三菱電機株式会社およびMywayプラス株式会社にて、 ＵＰＳ、系統連系インバータ、バッテリ充放電システム、 モータドライブシステム、ワイヤレス給電など、 様々な電力変換システムの制御ソフトウェア開発に従事 現在、パワエレ技術者をサポートする制御開発の専門家として活動中 パワエレ関連企業向けに、 制御技術研修やオーダーメイドの制御ソフトウェアサンプルなどを提供している ＵＰＳ（無停電電源装置）に関する登録特許 ５件 パワエレ制御セミナー・講演の累計受講者 ２０００名以上 パワエレ技術関連のＹｏｕＴｕｂｅ総再生回数 約８万回

１．Webセミナーアプリ（Zoom）のインストール
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　　アプリのインストールが難しい場合、ブラウザでの参加も可能です。詳しくはこちらをご覧ください。
 

１．マイク機能付きパソコン
２．講義資料（事前に協会より郵送します。）
３．筆記用具

日本パワーエレクトロニクス協会