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会場案内図はこちら 

 開催概要

パワエレ技術者育成シンポジウムとは (第1会場)
 電気自動車や再生可能エネルギーの普及により、パワエレ技術の重要性はますます高まっていますが、パワエレ技術者の数は限られており、市場における需要と大きく乖離しています。パワエレ製品を開発する企業では、パワエレ技術者の育成や人材確保が大きな課題となっています。本シンポジウムでは、パワエレ技術やパワエレ応用製品の最新動向、各社における技術者の育成手法に関する情報を提供することにより、パワエレ技術者の育成とスキル向上に寄与することを目的としています。
 本年度は、「移動体の電動化」と「次世代パワーデイバス」をテーマとして、講演とパネルディスカッションを行います。「移動体の電動化」では、航空機、自動車、建設機械、自立ロボットの電動化について各社にご講演いただきます。「次世代パワーデイバス」では、GaNデバイスの車載応用を中心としたパネルディスカッションを行います。
モデルベース開発シンポジウムとは (第3会場)
 組込システムの開発では「モデルベース開発」が注目されており、車載システム開発の分野ではすでに普及が進んでいます。モデルベース開発は、製品の開発期間を大幅に短縮し、開発コストを削減するための有効なツールであるにも関わらず、パワーエレクトロニクスの分野では十分に理解されていないのが実状です。
 本シンポジウムは、モデルベース開発の最新技術動向や応用事例に関する情報を提供することにより、パワエレ製品を開発する技術者の方々がモデルベース開発に対する理解を深め、導入のメリットを共有してていただくことを目的としています。本シンポジウムでは、モデルベース開発をサポートするツールベンダー各社に最新技術動向や応用事例について講演いただくとともに、最新のモデルベース開発やHILSの開発環境を展示していただきます。
PSIMユーザ会とは (第2会場)
 PSIMは、パワエレの研究開発において幅広く使われている回路シミュレータです。近年は機能の拡充により、パワエレの教育から製品評価まで幅広く使われており、用途は更に広がっています。パワエレ製品開発の複雑化、短納期化が進む中、各企業は常に開発の効率やスピードアップを課題として抱えています。このような状況下、ツールベンダーやユーザはどのような対応しているのか、PSIMを活用した事例を紹介します。
 本会では、回路シミュレータの初心者から上級者まで、すべての方々に「現場で役立つ知識」「さらに活用するためのノウハウ」をお届けするセミナーです。PSIM導入をご検討中の方、また「モデルベース開発」を手軽に体験したい方も、お気軽にご参加ください。
キャリアビジョン相談会とは (第4会場)
 パワエレ業界では、パワエレの研究開発や製品開発を支える技術者の数が大幅に不足しています。この課題を少しでも解決するため、パワエレ業界への就職・転職を検討している技術者の方々を支援するためのキャリアビジョン相談会を開催します。
 キャリアビジョン相談会では、パワエレ製品の製造メーカ各社に企業が求める人材についてご講演いただくとともに、企業に勤めるパワエレ技術者から開発現場の話しを直接聞くことができます。本会に参加者いただいた方だけの特典も準備しています。また、就活塾による講演と個別相談のコーナーもあり、就職活動の進め方、履歴書の書き方、面接の注意点などに関するアドバイスを受けることができます。これから就職活動を始める方に最適なイベントです。
展示会場について
 パワエレフォーラム2019では製品展示コーナーを設けており、パワエレ技術者に役立つ様々な製品を展示しています。「製品展示コーナー」と「キャリアビジョン相談コーナー」は、パワエレ技術者育成シンポジウム(第1会場)に隣接する展示会場内にあります。
 モデルベース開発関連製品は、モデルベース開発シンポジウムと同じ会場内(第3会場 「併設展示コーナー」)に展示しています。
 本フォーラムにご参加の際には、ぜひお立ち寄りください。
開催日時
2019年10月25日(金)10:00~20:00
(9:30開場)
申込期間
2019年7月1日(月)~ 2019年10月18日(金)
※10月18日で事前登録のお申込みを締め切りました。
定員
800名
主催
一般社団法人日本パワーエレクトロニクス協会
協賛企業
キーサイト・テクノロジー株式会社
オリックス・レンテック株式会社
Mywayプラス株式会社
後援企業
株式会社日刊工業新聞社
株式会社日刊工業コミュニケーションズ
株式会社産業タイムズ社
一般社団法人エレクトロニクス実装学会
参加費用
一般 :  8,000円(事前登録いただいた方は無料)
VIP: 20,000円(昼食あり、VIPルーム利用可、交流会参加無料)
交流会: 10,000円(事前登録いただいた方は5,000円)
注意事項
講演会場は先着順での入場となります。会場が満席になりましたら入場をお断りさせていただく場合があります。予めご了承ください。
会場
新横浜プリンスホテル
住所 : 〒222-8533 神奈川県横浜市港北区新横浜3-4
TEL : 045-471-1111  FAX :045-471-0303

電車 :東海道新幹線(JR東海)・JR横浜線(JR東日本)・
    市営地下鉄の3番出口の新横浜駅から徒歩約2分。
車  :首都高速神奈川7号 横浜北線新横浜出入口から1.8㎞
   (平常時約4分)。
    第三京浜道路港北I.C.から3km(平常時5分)。
    東名高速道路横浜青葉I.C.から約12km(平常時25分)。
     羽田空港よりリムジンバスで平常時40分。

 

会場案内図

 

 

   

 

パワエレフォーラム2019の事前登録のお申込みは締め切りました。
電話やメールによるお申込みは受け付けておりません。

 

 プログラム概要

  パワエレ技術者育成シンポジウム モデルベース開発シンポジウム PSIMユーザ会 キャリアビジョン相談会
50 挨拶・注意事項 挨拶・注意事項 挨拶・注意事項 閉場
10:00 基調講演
「モビリティの電動化と"Honda e" 」

株式会社本田技術研究所
瀧澤 一晃 様
講演1
「A&Dプラットフォームによる
モデルベース開発の取り組み」

株式会社エー・アンド・デイ
小川 篤志 様
開発者セミナー1
「FPGAとDSPによるパワエレ制御システム設計」

Mywayプラス株式会社
松野 知愛 様
15
30
45
11:00 休憩(30分) 休憩(30分) 休憩(30分)
15
30 講演1
「低炭素社会を目指す
日立建機の電動化の取組み」

日立建機株式会社
石田 誠司 様
講演2
「電動化車両用
パワエレ関連プラントモデルと
コントローラーモデルの活用」

イータス株式会社
石川 誠司 様
開発者セミナー2
「パワエレ開発者が一人で
使えるTyphoonHIL

Mywayプラス株式会社
杉山 潤 様
45
12:00
15
30 休憩(60分) 休憩(60分) 休憩(60分) 企業説明会
株式会社ケーヒン様
ダイキン工業株式会社様
日立オートモティブシステムズ株式会社様
日立建機株式会社様
富士電機株式会社様
本田技研工業株式会社様
Mywayプラス株式会社様
ローム株式会社様​​
45
13:00
15
30 特別講演
「航空分野にも到来する電動化シフト」

宇宙航空研究開発機構(JAXA)
西沢 啓 様
講演3
「パワーエレクトロニクス分野における
モデルベース開発・最前線」

dSPACE Japan株式会社
宮野 隆
基調講演
「PSIM最新情報とロードマップ」

Powersim社
Hua Jin 様
45
14:00 パワエレ川柳
優秀作品発表会
15
30 休憩(30分) 休憩(15分) 休憩(15分)
45 講演1
「「できる・できない・得意・不得意」を見極めた,賢いPSIMの使い方」

宇都宮大学
春名 順之介 様
就活塾講演会
「理系の就活勝者が有している、
たった1つのスキルとは?」

ホワイトアカデミー

竹内 健登 様
15:00 休憩(15分) 講演4
「急成長するパワエレ専用のHILS、
開発効率化の実際」

TyphoonHIL
Ivan Celanovic 様
15 講演2
「パワエレ技術が支える
トヨタのロボット開発」

トヨタ自動車株式会社
奥松 美宏 様
30
45 休憩(15分)
16:00 休憩(30分) 講演2
「デバイスから見たデジタル制御電源における回路・制御設計の事例紹介」

パナソニック
デバイスシステムテクノ株式会社
今西 亮五 様
15 休憩(15分) 休憩(15分)
30 パネルディスカッション
「GaNデバイスは次世代自動車に
搭載されるか?」

司会: 名古屋大学 山本 真義 教授
パネラー:パナソニック セミコンダクターソリューションズ株式会社
ローム株式会社
豊田合成株式会社
株式会社本田技術研究所
講演5
「パワエレ分野におけるHILSシステムの課題とソリューション」

株式会社NEAT
加藤 雄高 様
就活塾個別相談会
ホワイトアカデミー
竹内 健登 様
45
17:00 休憩(15分)
15 開発者セミナー3
「温度を考慮したシミュレーション」

Mywayプラス株式会社
山岸 歓 様
30 休憩(60分)
45
18:00 閉場 閉場 閉場
15
30 交流会
(別会場にて開催します)
45
19:00
15
30
45
20:00

 

 パワエレ技術者育成シンポジウム

 10:00~
  基調講演
モビリティの電動化と"Honda e" 
  講師
株式会社本田技術研究所
オートモービルセンター EV開発室 主任研究員 瀧澤 一晃 様
  講演概要
近年大きな盛り上がりを見せるモビリティの電動化の背景動向の紹介・考察と共に本年ヨーロッパでの市販を公表した電気自動車 ”Honda e"のコンセプトと投入技術をパワーエレクトロニクスならびに関連する自動化、知能化、テレマティクスの領域に渡り紹介・解説する。
  略歴
1991    東京都立大学工学部電気工学科卒
        同年 株式会社本田技術研究所入社
        電気モータの磁場解析ソフト開発からEV用モータ研究開発
        に参画。Well to Wheel/LCA CO2研究リーダー・新ハイブ
        リッドシステム研究プロジェクトリーダーなどを経験
2009    電動車用モータ設計部門統括
2010    研究所社長直轄組織にて
        「Honda将来戦略」「研究所の研究」に従事
2015    電動車Batt/Batt Pack設計・研究部門
        アシスタントマネージャー
2016    EV開発室第1ブロック アシスタントマネージャー
2017 ~  Honda e プロジェクトリーダー

 

 13:30~
  特別講演
航空分野にも到来する電動化シフト
  講師
国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構 航空技術部門 
エミッションフリー航空機技術チーム チーム長 西沢 啓 様
  講演概要
 航空機は重量の制約が他の輸送機器に比べて非常に厳しいため、最後まで化石燃料に依存せざるを得ない乗り物と言われてきたが、最近は航空機のエンジンを電動化する技術に注目が集まっている。航空機のエンジンを電動化は、燃費や整備費を大幅に削減するのみならず、次世代の都市型航空輸送システム(Urban Air Mobility:UAM)を実現する可能性等も有しており、航空産業の未来を変える革新技術として期待が高まっている。本報では電動化がもたらす航空の将来像等について概説する。
  略歴
1999年に空力分野で博士号を取得し、2003年に独立行政法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)に入社。
空力抵抗低減、流体制御等の研究開発に従事しつつ、2004年より航空機電動化の研究開発に携わる。
ドイツ航空宇宙センター(DLR)にて燃料電池の航空機適用に関する在外研究員として従事した後、JAXAにてFEATHER(フェザー)事業プロジェクトマネージャを経て、現在、エミッションフリー航空機技術チームのマネージャーを務める。

 

 11:30~
  講演1
低炭素社会を目指す日立建機の電動化の取組み
  講師
日立建機株式会社 
部長 石田 誠司 様
  講演概要
 低炭素社会の実現に向けて、建設機械に対してもCO2排出量削減の要求が高まっており、自動車と同様に電動化の取り組みが進んでいる。ハイブリッドショベルでは、従来の油圧システムに電動システムを組み合わせることにより、電動アシストによるエンジンの小型化や制動時の電力回生などを実現し、燃費を向上している。本講演では、従来の油圧ショベルの概要を述べた後、フロントなどの油圧機構に対してはパラレル構成、旋回の電動機構に対してはシリーズ構成となっているハイブリッドショベルのシステムについて紹介する。さらに、鉱山などで活躍する大型ダンプトラックなどの電気駆動システムについても解説する。
  略歴
1990年名古屋大学大学院工学研究科博士前期課程修了。同年 株式会社日立製作所入社後、2014年より日立建機株式会社。開発・生産統括本部 パワー・情報制御プラットフォーム事業部 開発設計センタ 部長。建設機械の電動システム、電子機器の開発設計に従事。技術士(電気電子部門)、電気学会会員、IEEE会員。

 

 15:15~
  講演2
パワエレ技術が支えるトヨタのロボット開発
  講師
トヨタ自動車株式会社 
R-フロンティア部 主任 奥松 美宏 様
  講演概要
 少子高齢化が進み労働人口が減る社会において労働力の代替や健康寿命の延長のためにロボット技術への期待が大きい。現在、様々な分野でロボット技術が活用されているがその中でトヨタでは人と共生し、人をサポートするロボットを一貫して開発しており、これまで、モビリティ・ヒューマノイド・ウェアラブル・モバイルマニピュレータなど様々なロボットを開発してきた。本講演では、人と共生するロボットを実現するためにパワーエレクトロニクス技術においてトヨタが挑戦してきた技術開発を紹介するとともに、今後のロボット社会を実現するためにパワーエレクトロニクスが果たす役割について紹介する。
  略歴
2003年横浜国立大学工学研究科博士課程後期修了。
2007年トヨタ自動車に入社以来、ロボットの開発に携わり、ロボット用に特化したモータ・ECU・バッテリなど開発を行ってきた。
 

 

 16:30~
  パネルディスカッション
GaNデバイスは次世代自動車に搭載されるか? 
      ~GaNデバイスの開発最前線とその車載応用~
  司会
名古屋大学 教授 山本 真義 様
  概要
 本パネルセッションでは、GaNパワーデバイスの車載応用の可能性について議論する。まず、パナソニック、豊田合成、ロームから、現状の縦型GaNパワー・デバイス、横型GaNパワーデバイスの開発状況について説明頂く。その後、パワーデバイスとして大きな市場を持つ自動車応用(特にHEV、EV、FCEV)について、可能性を議論する。そのために、国内初で、パワー駆動部に対してSiCパワー・デバイス応用を量産車(クラリティ FUEL CELL)において実現した本田技術研究所に、車載応用の視点でGaNパワーデバイスに求める仕様要件、性能について開示頂く。さらに縦型、横型の車載応用における棲み分け、新しい補機類等の応用についても示唆頂く。
  略歴
2003年山口大学理工学研究科博士取得後、サンケン電気株式会社、
島根大学総合理工学部講師を経て、2011年より島根大学総合理工学部准教授着任。
2017年より名古屋大学未来材料・システム研究所教授着任。
パワーエレクトロニクス全般 (磁気、制御、回路方式、半導体駆動) に関する研究に従事。応用は航空機電動化、自動車電動化、ワイヤレス給電の三本柱。博士 (工学)。
IEEE、電気学会、電子情報通信学会会員。
  パネラー
パナソニック セミコンダクターソリューションズ株式会社
 主幹 
   樋口 泰生 様
  略歴
 1985年にパナソニック入社、パワーマネジメントIC関係の開発担当・責任者を経て、次世代デバイスGaNの市場開発及びFAEを担当。
 パワエレ業界の動向調査からGaNの開発戦略の立案を実施している。
 また、GaNデバイスの特性に精通し、その利点を生かした応用例の紹介と技術サポートを行っている。
 APEC等の展示会でパナソニックを代表してGaNのセミナー開催などの対外発信も担当している。
  パネラー
ローム株式会社
 研究開発センター センター長 
   中原 健 様
  略歴
1995年 ローム株式会社入社。
1998年 研究開発部門へ異動
2010年 酸化亜鉛発光素子の研究で博士号取得。
同年よりパワーエレクトロニクス関係の研究を始める。
2015年 パワーアプリケーション開発部 部門長。
2019年より現職。
  パネラー
豊田合成株式会社
 開発本部 研究開発部 主監技師 
   岡 徹 様
  略歴
 1993年   京都大学大学院工学研究科修士課程修了。
 1993年   株式会社日立製作所中央研究所にて
  ~2001年 光通信用半導体デバイス・プロセス研究開発に従事、
       本研究内容で2003年京都大学工学博士号取得。
 2001年   シャープ株式会社基盤技術研究所にて
  ~2008年 携帯情報端末用半導体素子ならびに回路設計開発に従事。
 2009年   豊田合成株式会社研究開発部主監技師として
  ~現在  縦型窒化ガリウムパワー半導体の開発に従事。
  パネラー
株式会社本田技術研究所
 主任研究員 
   中村 弘道 様
  略歴
2002年 東京工業大学理工学研究科 電子物理工学 修士課程修了
同年、電機メーカ入社 衛星用電源システム開発を担当
2006年 株式会社 本田技術研究所
  入社以来、車載パワエレ製品の開発に従事。
  Accord PHEV,FHEVの昇降圧コンバータ一体型インバータの開発、
  Clarity FUEL CELL E-DRIVEシステム研究サブプロジェクトリーダ等
現在、xEVに向けた車載パワエレ研究開発グループのリーダー

 

 モデルベース開発シンポジウム

 10:00~
  講演1
A&Dプラットフォームによるモデルベース開発の取り組み
  講師
株式会社エー・アンド・デイ 
技術主任 小川 篤志 様
  講演概要
 A&Dは、計測が強みの会社です。車両全体を計測する実車計測、コンポーネントごとに計測するベンチシステムがあります。また、シミュレーション検証のためのHILSプラットフォーム(HELIOS)があります。そして、計測技術を生かし、MBD開発の検証領域の効率化を測ります。さらに、膨大なツールが存在する設計領域については、他社ツール連携を行い対応いたします。最新技術動向については、A&DのFPGAボードとマルチノードを使ったソリューションを提案したいと考えています。FPGAについては、今後のモデル化についての予想を提示いたします。また、マルチノードについては統合HILSの必要性について示します。最後に検証領域において実例として、ベンチとの連携についても触れていきます。
  略歴
2006年 株式会社エー・アンド・デイ入社。ベンチ試験のための制御・車輌モデル開発に従事
2017年 株式会社エー・アンド・デイ、XILS-PJにて、XILSの企画を担当
2018年 XILS-PJのセールスエンジニアとして市場把握を行っている

 

 11:30~
  講演2
電動化車両用パワエレ関連プラントモデルとコントローラーモデルの活用
  講師
イータス株式会社 
技術サポート部 シニアマネージャー 石川 誠司 様
  講演概要
 ハイブリッド等の電動化車両に含まれるシステムのシミュレーションに必要となる、パワエレ関連プラントモデルとコントローラーモデルの活用についてご紹介します。モーター・電池・充電等のシステムのモデル化と、構成機器間の通信を含むシミュレーションについて、概略をお話いたします。
  略歴
1989年~2004年 自動車部品メーカーにて開発を担当。
2004年~2017年 外資系半導体メーカー 技術サポート部 マネージャー
2017年~現在  イータス株式会社 技術サポート部 シニアマネージャー

 

 13:30~
  講演3
パワーエレクトロニクス分野におけるモデルベース開発・最前線
  講師
dSPACE Japan株式会社 
代表取締役社長 宮野 隆 様
  講演概要
 dSPACEでは、数十年の経験から得たパワーエレクトロニクス分野の特殊な要件に関する豊富な知識に基づき、仮想検証、ラピッドコントロールプロトタイピング(RCP)、ECU自動コード生成、およびHIL(Hardware-in-the-Loop)シミュレーション向けの総合的なツールチェーンを提供しています。モデルベース開発のコンセプトから基本的概要、パワーエレクトロニクス分野における最新の開発事例、応用例など紹介致します。
  略歴
University of California Davis 校 工学部機械工学科修士課程修了。ミクニ、Delphi、Boschを経て2007年にdSPACE Japan株式会社へ入社。1980年からエンジン制御プログラムをアセンブラで作成、ECUの回路設計を含めた組込みシステムを経験。その後吸気マニホールド、ハイブリッド車両等のシステムのシミュレーションを行い、メカトロニクス、シミュレーション、制御に関する業務に従事。 
dSPACE Japan株式会社では技術部長の傍らモデルベース開発(MBD)の促進のため、セミナーや大学での寄付講座等を実施。2015年3月より現職。

 

 15:00~
  講演4
急成長するパワエレ専用のHILS、開発効率化の実際
  講師
TyphoonHIL社 共同創業者 Ivan Celanovic 様 
Mywayプラス株式会社 執行役員 松野 知愛 様
  講演概要
 パワエレ制御開発の現場にてHILSの活用が進んでいます。モデル作成、計測環境作成、試験の自動化まで、パワエレ技術者一人で完結できるTyphoonHILについて、フルFPGAベースの高速リアルタイムシミュレーションのアーキテクチャー、ツールチェーンから、実際の製品開発での事例までを解説します。

※一部英語でのご講演となりますが、適時日本語による要点の解説を入れさせていただきます。
  略歴
TyhphoonHIL社共同創業者、世界初のパワーエレクトロニクス専用の1usタイムステップの超高速HILリアルタイムシミュレーター開発に参画し、現在、事業開拓・製品企画担当取締役
Massachusetts Institute of Technology(MIT)博士(Sc.D)、 Virginia Tech修士。

 

 16:30~
  講演5
パワエレ分野におけるHILSシステムの課題とソリューション
  講師
株式会社NEAT 
代表取締役 加藤 雄高 様
  講演概要
 パワエレ分野にHILSシステムを適用する場合、電気的な現象を模擬するため、シミュレータ側には正確かつ短時間での演算能力が求められます。
カナダ OPAL-RT社によって開発されたHILSシステム「RT-LAB」は、そのようなニーズに応えるためにOPAL-RT社によって独自に開発された様々な機能を搭載しており、HV/EV・産業向けのモータドライブシステムや送配電系向けの電力変換システム向けの制御システム開発など、世界中の様々な企業、大学機関で活用されています。
今回は、OPAL-RT社のソリューションや国内外での適用事例についてご紹介させて頂きます。
  略歴
2006年に株式会社NEAT入社、以降OPAL-RT社製リアルタイムシミュレータの営業及び技術サポートを担当

 

 PSIMユーザ会

 13:30~
  基調講演
パワエレ分野のモデルベース開発をリード、PSIM最新情報とロードマップ
  講師
Powersim社 
CEO Hua Jin 様
  講演概要

 パワーエレクトロニクス分野の研究開発における標準シミュレータPSIMの最新情報を提供いたします。精度と高速性を追及する新たなソルバー、可変タイムステップ、HILS対応、より精密なモータ初め各種モデル、操作性の向上等、より多様化するニーズに的確にお答えする新機能について解説をいたします。


※英語でのご講演となりますが、適時日本語による要点の解説を入れさせていただきます。

  略歴
Powersim社CEO カナダのブリティッシュコロンビア大学教授としてパワエレクトロニクスに特化したシミュレーションソフトウエアの研究開発に従事、その後Powersim社を起業し1995年に商用製品としてPSIMをリリース、パワエレシミュレーターのパイオニアとして現在に至る。
University of Toronto Ph.D., Electrical Engineering.

 

 14:45~
  講演1
「できる・できない・得意・不得意」を見極めた、賢いPSIMの使い方
  講師
宇都宮大学 工学部 基盤工学科 情報電子オプティクスコース 
助教 春名 順之介 様
  講演概要
 PSIMはボタン一つ押すだけで答えが出る、とても便利なシミュレーションツールです。しかし、「その答えが本当に正しい答えなの?」「自分のやりたいことが本当にてきているの?」ということを見極めることができないと、シミュレーションツールとして使いこなせません。また、PSIMは決して万能ではなく、得手不得手を知った上で使うのが大事です。
 この講演では、PSIMで「できること・できないこと」をわかってもらい、さらに、PSIMが「得意なこと・不得意なこと」を知ってもらうことで、PSIMを使ったパワエレのシミュレーションがより効率良くできるようになることを紹介します。さらに、PSIMが持つ様々な機能についても注意点を述べながら解説することで、PSIMでできることの幅を広げる一助となるよう解説いたします。
  略歴
平成23年3月 長岡技術科学大学 大学院 
   工学研究科 博士後期課程 エネルギー・環境工学専攻 修了、
   博士(工学)
平成26年4月 宇都宮大学 大学院 
   工学研究科 電気電子システム工学専攻 助教 

電力変換器、特に、マトリックスコンバータに代表されるAC/AC変換の研究に従事。その他にも、航空機用電力変換器や、高効率ノイズレスリニア変換器など研究している。

 

 16:00~
  講演2
デバイスから見たデジタル制御電源における回路・制御設計の事例紹介
  講師
パナソニック デバイスシステムテクノ株式会社
デザインセンター 電力・産業システム開発部 パワーエレクトロニクス担当 今西 亮五 様
  講演概要
 デジタル制御によるコンバータ、インバータの回路設計と制御設計をご紹介します。PSIMを用いて、「パワエレデバイス vs PSIM波形」「回路設計 vs PSIM波形」「制御の応答性・安定性 vs PSIM波形」などパワエレの動きを含めてご説明します。また、パナソニックのデバイス商材(MCU、系統連系リレー)を用いた系統連系インバータリファレンス開発事例の一部も合わせてご紹介します。
  略歴
2004年同志社大学工学部電気工学科卒業。
同年(現)パナソニックデバイスシステムテクノ(株)入社。
入社以来、テレビ、DVDレコーダー、デジタルカメラ等の家電向け半導体の開発。
2012年より産業、車載パワーエレクトロニクス機器の開発担当。

 

 10:00~
  開発者セミナー1
FPGAとDSPによるパワエレ制御システム設計
  講師
Mywayプラス株式会社 
執行役員 松野 知愛 様
  講演概要
 高速高精度の多ゲート制御等、先端パワエレ製品の制御設計においてFPGAの活用が求められています。制御アルゴリズムをDSPとFPGAに適切に割り振るシステム設計、初心者を含む設計チームでも高品質かつ効率的な開発を可能とする設計手法、その他パワエレ制御設計におけるFPGA活用の勘所となるテーマをピックアップし、事例を含めた解説を行います。
(講演内容)
• FPGA概要
  •デジタルデバイス全般
  •FPGA構造
  •FPGA設計フロー
  •ブロック図設計
  •効率的な開発体制
•システム設計の勘所
  •FPGAができること
  •ハードソフトインターフェース
  •制御ソフトウエアからのタスク切り出し
  •処理時間見積もり
  •パイプライン化と並列化
•コーディングの勘所
  •一般的な回路構成
  •PWM生成回路構成例
  •センスの良いコーディング
  •安定動作するコーディング
  •より高度なコーディング
•FPGAプラットフォーム紹介
  •PE-Expert4プラットフォーム
  •製品開発の事例:高速制御によるリップル重畳
  •アプリケーション事例。
  略歴
京都大学工学部電気工学科卒業、ノースイースタン大学修士(MSEE)卒、富士通株式会社にて通信機器ASIC設計に携わり、その後、動的再構成プロセッサ開発、専用DSP開発ツール企業を経て、現在Mywayプラス社にて次世代パワエレ開発ツール部門を統括。

 

 11:30~
  開発者セミナー2
パワエレ開発者が一人で使えるTyphoonHIL
     ~導入デモ・便利な新機能デモ・効率化の事例紹介~
  講師
Mywayプラス株式会社 PEネットチーム チーフエンジニア 杉山 潤 様
  講演概要
 パワエレ開発者により開発されたTyphoonHILは、パワエレに十分な性能を備えたFPGAベースのHILをパワエレ開発者自身が、HILの専門知識無く導入し使いこなすことが出来ます。
 「入門ユーザーに役立つ簡単なHILの導入方法」・「既存ユーザーにも役立つ便利な新機能」をデモを交えて紹介します。また、TyphoonHILをすでに導入済みのパワエレ開発現場の効率化事例も紹介します。
  略歴
東北大学大学院情報科学研究科修士課程修了。
2001年日本アイ・ビー・エム株式会社副主任研究員。
2006年レノボ・ジャパン株式会社主任研究員。
2015年Mywayプラス株式会社入社後、デジタル制御コントローラPE-Expert4の開発やTyphoonHIL技術サポートを担当。

 

 17:15~
  開発者セミナー3
温度を考慮したシミュレーション
     ~サーマルモジュールおよびバッテリモデルの事例~
  講師
Mywayプラス株式会社 開発ツール部 チーフエンジニア 山岸 歓 様
  講演概要
 回路シミュレーションにおいて使われる素子は、環境温度や素子自体の発熱によって特性が変化します。特にパワーデバイスにおいては、熱暴走を未然に防ぐために損失の見積りが非常に重要となっています。損失により発熱したデバイスのジャンクション温度は上昇し特性が変わるため、計算ステップごとのフィードバックが必要となります。
 PSIM最新版のサーマルモジュールではパワーモジュールの損失計算がより簡単にできるようになりました。また、リチウムイオンバッテリの放電特性も温度によって変わりますが、実際にバッテリの温度を維持制御しながら実験を行うのは大きなコストと時間が必要とされます。
 本事例では異なる放電特性をPSIMのバッテリモデルに取込み、電池としての残存価値への温度による影響をシミュレーションしました。
  略歴
関西学院大学理学部物理学科卒業。半導体設計企業にて、SRAMやアナログLSIの回路設計に従事。
2012年Mywayプラス株式会社入社後、デジタル制御コントローラPE-Expert4のハードウェア設計や回路シミュレータPSIMの技術サポートを担当。

 

 キャリアビジョン相談会

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  就活塾講演会・就活塾個別相談会
理系の就活勝者が有している、たった1つのスキルとは?
  講師
Avalon Consulting株式会社 ホワイトアカデミー事業部 
代表取締役社長 竹内 健登 様
  講演概要
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  略歴
東京大学工学部マテリアル工学科卒、元デロイトトーマツグループの人材戦略コンサルタント。
現在はホワイト企業内定率No.1を誇る就活スクール「ホワイトアカデミー」を運営。
教え子のホワイト企業内定率は100%を誇っている。教育は今年で10年目で、学生時代には大手企業
(Sony、新日鐵、帝人、DUNLOP、DeNA、経済産業省、財務省など80社)相手に人事面からの支援を行っていた。
監修するメディア「ホワイト企業への道」には月に35万PV、20万人の求職者が訪れる。
趣味は読書と執筆。数学検定1級保持者。

 

 

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  【2018年開催内容】 https://pwel.jp/articles/11